米投資ファンドのベインキャピタル、大江戸温泉HDを3月に買収

2015年2月14日 21:35

印刷

ベインキャピタル・アジア・LLCは、温泉施設「大江戸温泉物語」を運営する「大江戸温泉ホールディングス」の買収する。写真は、大江戸温泉物語のWebサイト。

ベインキャピタル・アジア・LLCは、温泉施設「大江戸温泉物語」を運営する「大江戸温泉ホールディングス」の買収する。写真は、大江戸温泉物語のWebサイト。[写真拡大]

 ベインキャピタル・アジア・LLCは14日、温泉施設「大江戸温泉物語」を運営する「大江戸温泉ホールディングス」の全株式を3月中旬に取得することで合意したと発表した。買収額は未公表。

 ベインキャピタルはアメリカの国際投資ファンド会社で、日本ではこれまでに、すかいらーく、ジュピターショップチャンネル、ドミノピザ・ジャパン、ベルシステム24など8社に投資を行っている。大江戸温泉ホールディングスは、グループで東北から中国・四国地方にかけての全国で23か所の温泉旅館と6か所の温浴施設・テーマパークを展開している。

 同社では、今後、すかいらーくへの経営支援を通じて培った経験と実績を生かし、既存の経営陣と協働し、顧客マーケティングの強化、全国各地への大江戸温泉旅館の新規出店の加速、アジアを中心とした海外展開などの成長戦略を進めていくとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

関連記事