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電通など、スマホアプリのダウンロードで商品と引き換えられるサービスを開始
電通、オルファス、インタースペースの3社は10日、アプリのダウンロードなどと引き換えに実店舗の商品を無料で獲得できるクーポンサービス「とくぞう」の提供開始を発表した。
提供される新クーポンサービス「とくぞう」とは、生活者が「とくぞう」のサイトから参加企業が提供するスマートフォンアプリをダウンロードしたり、サービスの会員登録をしたりすることで、実店舗で使える無料クーポンが入手できるスマートフォン向けの新サービスである。
クーポンサイトへの接続料および通信料は利用者の負担で、全国のセブンイレブン店頭でのみ引き換えできる。なお、無料でもらえる商品は、店舗によっては取り扱いのない場合がある。また、アプリもしくはサービスへの会員登録が対象となり、クーポン発行の条件はアプリによって異なる。
利用者には、実店舗の店頭でクーポン画面を提示すれば、対象商品が無料でもらえるメリットが得られる。一方、アプリやサービスを提供する企業は、実店舗での商品提供という高いインセンティブを活用することで、アプリのダウンロードや会員獲得の促進ができるメリットが得られる。
これまでは、アプリのダウンロードを促進するインセンティブには、ポインやコインなどの仮想通貨やゲーム内で使用できるアイテムなどのデジタルインセンティブが主流であった。今回の新サービスでは、実店舗で使える無料クーポンがインセンティブとして提供され、利用者の属性を問わず、より幅広い世代の利用が見込めるとしている。
本サービスにおいて、3社の役割は、電通がサービスの企画とプロデュースおよびコミュニケーション戦略の立案、オルファスがサービスの運営およびプロモーション企画の立案、そしてインタースペースが企業サイトへの誘引を促進するアフィリエイトシステムの提供と運営を行う。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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