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車載用電池世界市場、堅調に拡大し20年には1兆4949億円に=矢野経済研究所
車載用電池世界市場規模推移と予測(矢野経済研究所の発表資料より)[写真拡大]
矢野経済研究所は19日、車載用電池世界市場の調査結果を発表した。それによると、2013 年の車載用電池世界市場は金額ベースで 3,789億7,000万円、容量ベースでは6,187MWhとなった。HEV(Hybrid Electric vehicle: HEV)の販売拡大、電池容量の大きいPHEV(ハイブリット車: PHEV)とEV(電気自動車:EV)の新モデルが市場に投入され、販売が拡大したことが市場拡大の要因となったという。
2014年以降、消費者の環境保護に対する意識の高まりや、厳しさを増す燃費規制と排出ガス規制に対応するため、また、各国のxEV(HEV、PHEV、EV)普及政策の恩恵などを背景に大手自動車メーカーがPHEVやEVの新モデルを相次いで市場投入していくことから、xEV市場はさらなる拡大を続け、その結果、2014 年の車載用電池世界市場は金額ベースで前年比13.7%増の4,309億5,000万円、容量ベースでは前年比24.4%増の7,698MWhになると見込んでいる。
今後も、車載用電池市場は堅調に拡大し、2020年の車載用電池世界市場は金額ベースで1兆4,949億5,500万円、容量ベースでは59,543MWhに成長すると予測している。
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