フジクラ、神戸物産、ファンコミなど/本日の注目個別銘柄

2014年12月16日 16:45

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記事提供元:フィスコ


<9204> スカイマーク 364 +67上昇率トップ。日本航空<9201>、全日空<9202>の両社と共同運航することになったと報じられている。5路線を中心に来年3-4月からスタートとされている。これにより、同社の売上高は年間約80億円増加すると見込んでいるようだ。方向性は織り込まれつつあったが、具体的なスケジュールなども伝わり、提携策が前進していることを評価する展開になっている。

<8267> イオン 1113 -76下げ目立つ。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げしている。目標株価も1200円から1000円に引き下げへ。9月以降もGMSや食品スーパーなどの既存店減収傾向が続いており、今期営業利益は公表計画2000-2100億円を大幅に下回る1500億円程度になると予想しているようだ。第3四半期決算発表時に、通期公表計画が下方修正される可能性も否めないと。

<5803> フジクラ 463 +32買い優勢。前日に発表した自己株式の取得実施が買い材料視される展開に。発行済み株式数の4.61%に当たる1500万株を上限としており、取得期間は本日から来年の3月24日までとなっている。大和では、タイミング・規模の両面でポジティブサプライズとの評価。また、クレディ・スイス(CS)では第3四半期業績はポジティブサプライズになる可能性があるとして、目標株価を620円から670円にまで引き上げている。

<2461> ファンコミ 1414 +16堅調。前日に発表した月次動向が買い材料視される格好のようだ。11月売上高は前年同月比38.2%増、前月の同37.8%増に続いての3割超の増収となっている。3ヶ月連続で増収ペースが2割台となり、一時は成長鈍化が懸念されてもいたが、こうした警戒感はあらためて払拭される格好にも。

<8848> レオパレス21 690 +3しっかり。シティでは投資評価「1」継続で、目標株価を700円から830円に引き上げている。円安の恩恵も受ける「賃貸」の改善によって、前期から17.3期の増収率は18%となり、コスト削減からトップライン拡大へと業績局面が移行していくと評価。また、来期の復配確度も高いと指摘、バリュエーションの評価向上余地は大きいと考えているもよう。

<3038> 神戸物産 8840 +1230急伸。前日には好決算、自己株式の取得・消却、1:2の株式分割実施を発表、相次ぐポジティブ材料を評価する動きが優勢となっている。前期営業利益は52億円で前期比2.6倍、先の修正値水準での着地に。今期は61億円で18%増益と、連続での2ケタ増益見通しとなっている。一方、自社株買いは発行済み株式数の6.82%が上限と高水準になっている。2.84%の株式消却と併せて、株主還元策の強化も評価材料視。

<4666> パーク24 1805 -100軟調。昨日、前10月期の決算を発表している。営業利益は175.5億円で前期比10%減益、9月の下方修正水準で着地している。今期は186億円で同6%増益の見通し、市場予想の200億円超水準を下回っている。想定以上に回復力は緩慢といった見方が優勢になっているようだ。なお、本日の説明会では新中期計画の概要などが公表される見込みともなっている。

<6740> JDI 365 +13堅調。メリルリンチ(ML)では投資判断「アンダーパフォーム」継続ながら、目標株価を330円から383円に引き上げている。アップル向け販売が予想以上、10-12月期営業利益は134億円程度になる見込みと従来から上方修正しているようだ。つれて、通期では30億円の営業損失からゼロに修正へ。現時点で来期の大復活には確信が持てないとしているものの、業績の先行きに対する過度な警戒感は後退の方向にも。

<8088> 岩谷産業 767 -62下げ目立つ。ジェフリーズが投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げしていることが売り材料につながっているもよう。株価の上昇に加えて、原油価格の上昇でLPガス事業が打撃を受けているため、業績予想を下方修正しているもよう。会社側の通期営業利益予想は195億円だが、ジェフリーズでは107億円にとどまるとの見方のようだ。

<7915> 日写印 1383 +18堅調。トヨタ<7203>の燃料電池車「ミライ」に、6月に買収した子会社が手掛ける水素漏れ検知器が採用されたと報じられている。引火事故などの防止に欠かせない部品であるが、世界初の市販FCVに使われたことで、今後の市場拡大メリットの享受が期待される展開に。売り方の買い戻しの動きなどもけん引する形か。《FA》

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