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日本電産、ドイツの車載用ポンプメーカーを買収
日本電産は、ドイツの車載用ポンプメーカー「Geräte-und Pumpenbau GmbH Dr. Eugen Schmidt」(GPM)を買収する。写真は、GPMのWebサイト。[写真拡大]
日本電産は12日、同社子会社のNIDEC MOTORS & ACTUATORS (GERMANY) GmbH(NMA(G))を通じて、ドイツの車載用ポンプメーカー「Geräte-und Pumpenbau GmbH Dr. Eugen Schmidt」(GPM)の持分100%をGPMの創業家から取得することで合意したと発表した。
GPMは、ウォーターポンプやオイルポンプ、モジュールポンプの開発、製造、販売をしているメーカー。同社では、アイドリンクストップシステムやハイブリッドシステムを搭載する車、電気自動車が増えるにつれ、機械的可変式ウォーターポンプ、電動ウォーターポンプや電動オイルポンプの需要拡大が見込まれることから、買収に踏み切ったという。
現在、同社子会社の日本電産トーソクが電動オイルポンプを製品化しており、これに同社のモーターとGPMのポンプを組み合わせるとしている。また、同社子会社の日本電産エレシスが持つコントロール技術を活用するとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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