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三菱自動車、パリショーで「アウトランダーPHEV」ベースのコンセプト車を出展
三菱自動車は22日、10月2日からフランス・パリ市で開催されるパリモーターショーで、4WD・ SUVプラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」をベースとしたコンセプトモデル「アウトランダーPHEV Concept-S」を世界初披露すると発表した。
同社によると、「アウトランダーPHEV Concept-S」は、「アウトランダーPHEV」のスペシャルパッケージとして提案するコンセプトモデル。デザインテーマは「Sporty(スポーティ)& Sophisticated(洗練)」で、「ツインモーター4WD」と「プラグインハイブリッドEVシステム」による力強くスポーティな走りと、静粛性に優れる先進的で上質な走りを備えたSUVの次世代の「走る歓び」を表現する内外装のデザインとした。
フロントフェイスは、フロントグリル中央にスリーダイヤを据え、左右から包み込むように象徴的なクロームモールで縁取ることにより、三菱自動車のSUVらしい力強さと安心感を表現している。また、中心から外に向かって切れ上がっていくヘッドランプは、PHEVの先進性とダイナミックさを表している。ボディカラーには、ガラス粒子を織り交ぜた輝きのあるプラチナホワイトを採用した。
インテリアは、ワインレッドより暗く茶色味の強い「ブラック&バーガンディ」を基調とする上質な空間とした。木目にシルバーのアクセントをあしらった本杢加工や職人の手による本革シート、漆箱をモチーフとした日本の工芸品のようなフロアコンソールなど、緻密で洗練された技巧を細部まで取り入れることで、プレミアムなインテリアとした。
同社はほかに、「アウトランダーPHEV」の2014年アジアクロスカントリーラリー参戦車や欧州仕様の市販車、 「i-MiEV(アイ・ミーブ)」などの電動車両(電気自動車、プラグインハイブリッド車)を中心に、合計11台を出品する。
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