関連記事
錦織圭とジャガーFタイプの蜜月、始まる アンバサダー就任
アンバサダー就任発表会で自身のFタイプのボンネットに「いつかナンバーワンに!」を書き込んだ錦織圭選手[写真拡大]
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、先般の全米オープンで準優勝した日本を代表するプロテニスプレイヤー、錦織圭選手とパートナーシップを組み、新アンバサダーとして就任することを発表した。
ジャガーは一昨年、Eタイプに次ぐ本格派スポーツカー「Fタイプ」を約50年ぶりに市場投入した。また、ジャガー史上初となるクロスオーバー・コンセプトのSUV「C-X17」を発表した。最近2014年9月に、プレミアム・コンパクト・セグメントに新たに導入する最新モデル「XE」をロンドン市内をジャックして世界初披露するなど、高級車市場における新生ジャガーのブランド・イメージの構築、強化に向けた取り組みをしている。
今回のパートナーシップは、既存のブランド・イメージや歴史を進化させ、頂点を目指すという共通の目的から実現した。今後、錦織選手は、これまでとは違う流れに変え、好転させる“GAME CHANGER”として、ジャガーのアンバサダーを務め、「Fタイプ V8 Sコンバーチブル」のオーナーとなる。また、ジャガーのウェブサイトや広告などにも登場する予定だ。
ジャガー・ランドローバー・ジャパン社長のマグナス・ハンソンは、「今回、錦織選手とパートナーとなることができ、たいへん嬉しく思っています。錦織選手は今、日本で最もエネルギッシュな選手です。強豪選手の牙城を次々と崩していく姿に感動し、ジャガーも成長をさらに加速させ、日本市場における“GAME CHANGER”になるという思いが、よりいっそう強くなりました。これは、まさに、お互いに刺激し高めあう真のパートナーシップであると確信しています」と会場で述べた。
一方の錦織圭選手は、ジャガーについて次のようにコメント。
「ジャガーとの出合いは、試合で世界を転戦している時に目にとまるようになったのがきっかけです。そのなかで、『Fタイプ』は、独自のデザインが恰好いいだけでなく、実際に乗ってみるとパワフルな走りとサウンドがエキサイティングな気持ちにさせてくれます。僕自身、他の選手とは異なる独自のプレースタイルを心がけ、自分だけでなく見ている人もワクワクしてもらえるようなテニスを目指しています。また、試合で真剣に戦うことこそが、僕にとって楽しみであり、刺激を与え続けてくれます」
錦織圭選手は、2007年10月のジャパンオープンでプロテニスプレーヤーに転向。翌2008年2月、デルレイビーチ国際選手権でATPツアー初優勝。同年8月の全米オープンでは、日本男子シングルスとして71年ぶりにベスト16進出という快挙を成し遂げた。2011年に上海マスターズでベスト4に進出し世界ランキング30位に達する。また続くスイス室内の準決勝では、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチを破る大金星を挙げる。2012年、全豪オープンテニスのベスト8進出で、世界ランキング20位。日本代表として臨んだロンドン五輪では、準々決勝まで進み5位入賞。10月の楽天ジャパンオープンでは、地元の期待に応え見事優勝、自身2つ目のATPツアータイトルを手にする。2013年にはメンフィス大会に優勝し3つ目のタイトルを獲得した。
ご存じのように、2014年8月の全米オープンでは準決勝で世界ラインキング1位のノバク・ジョコビッチ選手に勝利して、男子シングルスとして日本人初はとなるグランドスラム決勝に進出し準優勝という偉業を達成。9月8日付けの世界ランキングで8位となり、自己最高位を更新した。(編集担当:吉田恒)
■関連記事
・「レンジローバー・イヴォーク」2015年モデルに待望の5ドアモデルが追加
・歴代ジャガー最速のロードゴーイングレーサー「F-Type Project7」発表
・新型ジャガーのクーペは、エレガントな悪役なのか?
・オールニューの4気筒2リッターを搭載するジャガーのスポーツセダンとは?
・“ロングノーズ・ショートデッキ”がスポーツカーのデザインを席捲するワケは?
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク