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BMW、「MINI Paceman」をモデルチェンジ 日本初のクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルを追加
ビー・エム・ダブリューは8日、プレミアム・コンパクト・セグメントのスポーツ・アクティビティ・クーペ「MINI Paceman(ペースマン)」をモデルチェンジして、同日販売開始すると発表した。日本で初めてクーペ・モデルにクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルをラインアップに加えるほか、スポーティな装備を中心に標準装備を向上した。
今回のモデル・チェンジでは、エクステリア・デザインを刷新。フロント・デザインは、「Cooper S」にはSのロゴをあしらうなどして、「Cooper S」、「Cooper」それぞれのキャラクターにマッチした現代的なデザインとした。伝統の円型のモチーフを継承しながら躍動感が感じられるデザインのヘッドライトは、「Cooper S」では内部の色をブラックに変更し、周囲を囲むフレームは、新たに光沢のあるブラック仕上げが選択できるようになり、スポーティさが強調されている。
インテリアは、メーターの文字盤を従来の白から黒系のアンスラサイトに変更することなどにより、インテリアの雰囲気を引き締めている。また、インストルメント・パネルにもフィニッシャーを装備し、いっそう上質な室内空間を表現した。
クーペ・モデルとしては日本初の2リッター直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載した新追加モデル「Cooper D Paceman」は、最高出力が112PS(82kw)、最大トルクは270Nmで、一般的な2.5リッター・ガソリン・エンジン車以上の最大トルクを発生している。一方、燃料消費率は16.3km/Lと、従来のガソリン・エンジン搭載モデルであるMINI Cooper Pacemanに比べ、約16%燃料消費率が優れている。
また、DPF(粒子状物質除去フィルター)、NOX吸蔵還元触媒などを採用することで、ポスト新長期規制をクリアし、取得税と重量税は免税、自動車税については75%減税が適用される。
価格は、308万円~477万円。
MINI Pacemanは、MINIのラインアップに7番目のモデルとして2013年に誕生した。ルーフ・ラインには美しいクーペ・ラインを取り入れ、室内空間においては大人4名がゆったりとくつろげる空間を確保し、今までのMINIのモデルとは一線を画した、新しいコンセプトを提案するモデルとなっている。
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