カクコム:ユーザー位置情報を活用した書籍の店頭受取サービスを開始、オンライン書店「e-hon」と連携

2014年6月2日 22:00

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【6月2日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

カカクコム(東1:2371)は2日、同社が運営する購買支援サイト「価格.com」上で、トーハン(本社:東京都新宿区) が運営するオンライン書店「e-hon」とのサービス連携により、ネットで注文した本・雑誌の店頭受取サービスを開始した。

「価格.com」は、家電やパソコン、食料品、コスメから保険や通信費など、多様なジャンルにわたる商品やサービスの価格情報等を提供しているほか、近年では「O2O(Online to Offline)」の流れに対応して、実店舗情報も充実させている。

「本・雑誌カテゴリ」においては、これまで注文〜配送・配信までインターネット上で完結する通販と電子書籍に限り購買支援サービスを展開していたが、今回の「e-hon」との取り組みによって、「ネットで注文、店頭決済・受取」という新たな購買スタイルを提供する。

新たにサービスを開始した「店頭受取サービス」は、購入したい本のタイトルを入力すると、地図に一覧表示された書店から受取店舗を自由に選べるというもの。パソコン版はIPアドレス、スマートフォン版はGPS機能を活用し、ユーザーの位置情報から近隣の「e-hon」加盟書店を地図で一覧表示できるという特徴をもつ。現在地周辺だけでなく、都道府県、駅名、沿線名で絞り込むことも可能。

注文した書籍は、指定した「e-hon」加盟書店に、全国どこでも配送料無料で届けられる。また、店頭決済のため、クレジットカードがなくても利用が可能。書店の店頭で書籍を購入する際と同様に、現金、図書カード、クレジットカードなどさまざまな決済方法を選択できるメリットもある(対応可能な決済方法は、各書店のサービスに準じる)。【了】

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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。

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