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【木村隆のマーケット&銘柄観察】UMNファーマは来期黒字転換、業績相場の到来を待つ
UMNファーマ<4585>(東マ)は再度の出番待ちの状況だ。同社グループは、従来のバイオベンチャーによる「創薬」分野のみならず、製造プラットフォームを生かしてバイオ医薬品を製造する「製薬」分野を併せ持つバイオファーマ企業である。
4月に野村証券が投資判断「バイ」、目標株価3800円でカバレッジを開始したことを材料に、人気化した。遺伝子組換え季節性インフルエンザワクチン「UMN 0502の寄与により2015年12月期は営業利益21億円(今12月期は32億1000万円の損失予想)と黒字転換が期待できるという点が評価されている。
「UMN 0502」はアステラス製薬<4503>(東1)と共同で進めているインフルエンザワクチンで、第Ⅲ相臨床試験において良好な結果サマリーが得られ、年内中に承認申請される予定にある。同社も、一日も早い承認申請へ向け最優先課題として取り組む方針だ。
一方、バイオ医薬品生産施設を生かすべく参入したバイオ医薬品製造受託事業では、昨年、ヤクルト本社<2267>(東1)と抗体バイオ後続品について共同事業契約を締結したのを始め、国立感染症研究所より複数のワクチン候補抗原の製造委託を受けるなど、徐々に受託実績も上がってきている。同社独自の製造プラットフォームであるBEVS技術に対する評価が高まりつつある。
こうした各事業の進展を踏まえ、来2015年12月期については多くのアナリスト筋が黒字計上の見方で一致している。目先の理想買い相場は一巡しても、「UMN 0502」の製造承認など、先に業績相場が待ち構えていると思われる。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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