【木村隆のマーケット&銘柄観察】シグマクシスは連続増益でリバウンド相場入りに期待

2014年5月12日 12:46

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  シグマクシス <6088> (東マ)の見直し相場入りに期待したい。4月2日に前2014年3月期の業績を下方修正、以後整理色を強める展開になっていたが、5月9日の決算発表において、今2015年3月期の増収益見通しが明らかになり、株価のリバウンド大勢は整ったと思われる。

  前3月期は売上げこそ96億8000万円(前々期比5.5%増)と減収になったが、営業利益は8億2800万円(同17.9%増)と増益を確保した。協力会社のシステム開発委託を含む大規模システム開発案件が減少したことが減収につながったが、利益率の改善で増益を確保した。株価的には増益にも関わらず減額修正だけが独り歩きした感もあり、株価は売られ過ぎのポジションに位置している。今2015年3月期も売上げ97億円(前期比2.7%減)、営業利益9億1000万円(同9.8%増)と、連続増益が見込まれている。

  コンサルティング・サービスに関しては、クラウドサービス市場のさらなる進展をにらみ、外注を活用した大型システム開発からクラウドサービス活用の提案へのシフトを引き続き行っていくと共に、コンサルティング・サービスの付加価値そのもののさらなる向上を目指す。そのためには、高品質なコンサルティング・サービスを提供し続けることが重要で、売上高の大幅な増加を目指すのではなく、着実な利益率の向上を重視していく方針。

  同社が戦略として掲げるのは「クライアントとの協働拡大」。ターゲットとして設定した重点クライアントに対し、積極的な提案活動を実施するもので、ターゲット顧客との取引が伸びている。また、三菱商事系のシステム開発・運用会社であるアイ・ティ・フロンティア社と、システムの開発工数・期間の半減を目指す「リードタイム1/2開発センター」や、「システムアセンブリセンター」を設立し、市場対応力の強化を図る。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】BS11は反落も2Q好決算と記念増配を手掛かりに内需割安株買いが交錯(2014/05/07)
【今日の言葉】決算発表本格化、15年3月期に期待と不安(2014/05/02)
【編集長の視点】サトーHDは連続の最高純益更新・増配で消費増税関連の本命株人気を再燃余地(2014/05/02)
【木村隆のマーケット&銘柄観察】業績見直しをベースに、少しずつ底堅さを増す展開に(2014/05/03)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事