【編集長の視点】サトーHDは連続の最高純益更新・増配で消費増税関連の本命株人気を再燃余地

2014年5月2日 10:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<来週の注目銘柄>

 3月期決算会社の決算発表本格化とともに、好業績銘柄の選別物色が強まっている。サトーホルディングス<6287>(東1)も、その好業績銘柄の一角に位置し、きょう2日は、前日に前期業績の3回目の下方修正を発表したソニー<6758>(東1)に冷や水を浴びせられて50円安の2300円と3日ぶりに反落しているが、この安値は連休明け後の好展開を先取り絶好の仕込み場となりそうだ。4月30日の3月期決算発表で、今2015年3月期純利益の連続過去最高更新と連続増配を予想した好実態評価に加え、4月1日に実施された8%への消費税増税、さらに来年10月に予定されている10%の消費税再増税に関連する本命株人気の再燃が予想され、この関連人気は、この程度で終わる可能性は少ないからだ。年初来高値2640円奪回に向けて再発進しよう。

■駆け込み需要で前期業績は再上方修正値を上ぶれ期末配当も再増配

 同社の今2015年3月期業績は、売り上げ1000億円(前期比3%増)、経常利益79億円(同11%増)、純利益50億円(同16%増)と予想し、売り上げ、利益とも前期に続き過去最高を更新し、利益は、市場コンセンサスを約5億円~8億円上回る。前期業績は、期中に2回上方修正されたが、第4四半期に消費税率変更に関連する商談が業績に寄与するなどこの再上方修正値を上回って着地した。

 消費税増税が、同社主力商品の流通業向けのハンドラベラーなどの需要拡大につながっているもので、同消費税は、さらに来年10月に再増税される予定にあることから、引き続き業績押し上げ要因となる。このほか、北米市場のアパレル向けレーザープリンターの引き合い増加、欧州市場の黒字転換、アジア・オセアニア市場の回復など前期業績を上ぶれさせた国内外需要も引き続き順調に推移する見込みである。

 配当は、昨年10月に前期期末配当を期初予想の19円から20円に引き上げ年間38円(前々期実績37円)に増配したが、さらに期末配当を22円に引き上げ年間40円として、今2015年3月期は、年間42円に連続増配する。

■PERは14倍台と割安で25日線クリアから高値奪回に加速

 株価は、今年1月の年初来高値2640円から2091円と調整した安 値場面で前期業績の再上方修正を発表して2514円高値までリバウンドしたものの、全般調整相場にツレ安してほぼ往って来いの不完全燃焼となった。PERはなお14倍台と下げ過ぎを示唆しており、大幅に下方かい離していた25日移動平均線をクリアしたここからは年初来高値奪回にスピードアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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