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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルファは反発のタイミング、通期業績見通し増額の可能性
店舗販促用POP広告のアルファ <4760> (JQS)の株価は3月の戻り高値圏から反落したが、155円~160円近辺の下値支持線に到達して反発のタイミングだろう。通期業績見通し増額の可能性が支援材料だ。
店舗販促用POP広告の企画・制作事業などを展開し、メーカー・小売のタイアップ企画である消費者向け販促キャンペーンの受注や、デジタルサイネージ(デジタル技術を活用した広告媒体)を組み込んだ新販促商品・サービスの企画・提案を強化している。
4月10日発表の今期(14年8月期)第2四半期累計(9月~2月)業績(非連結)(3月28日に売上高を減額、利益を増額)は、売上高が前年同期比3.2%減の36億67百万円、営業利益が同52.7%増の2億07百万円、経常利益が同51.4%増の2億09百万円、純利益が同34.6%増の1億08百万円だった。
製品別売上高は、自社企画製品が同0.8%減の6億07百万円、別注製品が採算重視へのシフトや大口スポット受注減少の影響で同10.9%減の19億11百万円と低調だったが、商品はイベント関連が好調で同11.4%増の11億49百万円だった。利益面では売上総利益率の改善やコスト削減の効果が寄与した。
通期見通しについては前回予想(13年10月10日公表)を据え置いて、売上高が前期比2.7%増の72億円、営業利益が同79.3%増の1億05百万円、経常利益が同53.3%増の1億円、純利益が同70.3%増の50百万円としている。企画提案活動強化の効果で消費者向けキャンペーンやイベント関連景品の受注増加を目指し、売上総利益率改善や販管費圧縮効果も寄与する。消費増税後の販促キャンペーンなどの需要も期待されるだろう。
消費増税後の景気不透明感があるとして通期見通しを据え置いたが、第2四半期累計の利益は通期見通しを大幅に超過達成している。クリスマス・年末年始など冬季のイベントに向けた需要が多いため上期偏重の収益構造であることを考慮しても、通期増額の可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、3月28日に発表した第2四半期累計の利益増額修正を好感して動意付き、3月31日に戻り高値となる199円を付けたが、その後は買いが続かず反落した。4月11日と4月23日には156円まで調整する場面があった。ただし160円割れ水準では下げ渋る動きだ。
4月24日の終値162円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS6円21銭で算出)は26倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は3.1%近辺、前期実績PBR(前期実績のBPS281円18銭で算出)は0.6倍近辺である。週足チャートで見ると再び26週移動平均線を割り込んだが、155円~160円近辺が下値支持線の形だ。下値支持線に到達して反発のタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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