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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ライドオン・エクスプレスは複合化戦略を武器に中食市場で成長
ライドオン・エクスプレス<6082>(東マ)は調整色を強めているが、売られ過ぎに対する反省局面はそう遠くない。前2014年3月期は売上げ165億8300万円(前々期比2.8%増)、営業利益9億1200万円(同68.4%増)の好決算となった模様だ。ただ、株価的には消費税増税に対する懸念の方にウェートが置かれており、今後の展開力を置き忘れた状況は、次第に是正されていく方向が予想される。
同社は寿司や釜飯などの宅配事業を行っている。宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜寅」、宅配弁当「銀のお弁当」、宅配とんかつ「あげ膳」、宅配カレー「カレーキャリー」を提供しているほか、その配達網を生かし提携レストランの宅配代行サービス「ファインダイン」も手掛けている。
宅配事業は顧客の来店を想定していないため、同一店舗で「銀のさら」と「釜寅」を展開するなど、複合化戦略が可能になっている。ピザなどの単一宅配サービスには頭打ちの兆候が強まる中、同社の複合化戦略は消費者に受け入れられ、同社のシェアアップにつながっている。
ちなみに、寿司は国民食とも言われているが、その中で宅配寿司のシェアは、まだ3%弱に過ぎない。加速化する高齢社会、インターネットの普及等の社会背景を踏まえると、3%の数字は同社の今後の高いポテンシャルを示していると言えそう。
国民の食生活が「外食中心」から「外食と中食」を中心としたライフスタイルへとシフトしている現在、複合ブランド展開の優位性は今後、同社の飛躍的な成長につながるものと思われる。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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