KDDI、インマルサットBGANサービスに対応した衛星携帯端末「Explorer 710」を発売

2014年3月20日 20:49

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KDDIが24日から販売するインマルサットBGANサービスに対応した衛星携帯端末「Explorer 710」 (製造:英国Cobham社)

KDDIが24日から販売するインマルサットBGANサービスに対応した衛星携帯端末「Explorer 710」 (製造:英国Cobham社) [写真拡大]

 KDDIは20日、インマルサットBGANサービスに対応した衛星携帯端末「Explorer 710」 (製造:英国Cobham社) を24日から販売すると発表した。

 「Explorer 710」は、インマルサットBGANサービスの音声通話サービス、ISDNサービス、パケット通信サービス、最大384kbpsのストリーミングIPデータ通信サービスが利用できるほか、アンテナ部を本体から分離して屋外に常設することで、災害時などの通信環境を屋内に用意することも可能。

 その他のインマルサット端末同様、上空36,000kmに配備され全世界をカバーするインマルサット衛星に直接接続するため、通信手段が整備されていない場所でも通信が可能という特長を持つ。価格はオープン。

 現行モデルである「Explorer 700」に比べて、さらに高速のストリーミングIPデータ通信「HDR (High Data Rate)」にも対応予定。

 なお、現行モデルである「Explorer700」は4月1日で販売を終了する。

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