日本株見通し:海外投資家は売り越し、上値追いには慎重姿勢

2014年2月21日 08:20

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記事提供元:フィスコ


*08:20JST 日本株見通し:海外投資家は売り越し、上値追いには慎重姿勢

21日の東京市場は買い先行の展開になろう。20日の米国市場ではNYダウが3日ぶりに反発した。予想を下回る経済指標の発表が相次いだが、寒波による一時的な影響との見方となっている。また、フェイスブックによるM&Aの報道なども材料視されていた。シカゴ日経225先物清算値は大証比125円高の14545円であり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好になりそうだ。また、円相場は1ドル102円30銭、1ユーロ140円35銭辺りと、やや円安に振れて推移していることも安心感につながろう。

ただし、このところは先物市場の売買に振らされる相場展開が続いており、方向感は掴みづらいと考えられる。また、2月第2週(10-14日)の2市場投資主体別売買内容調査によると、海外投資家が1858億円の売り越しとなった。海外勢の需給に変化がみられてくるまでは上値追いには慎重になりやすいだろう。

さらに、日銀の追加緩和期待が根強く売り込みづらい状況であるが、世界経済の中で米経済の明るさを意識する市場関係者が増えており、米株買いに対して日本株売りといったポジション圧縮が続く可能性がある。NISA資金から材料株などの下値は堅そうだが、相場全体の方向性については、しばらく見極めが必要だろう。

物色としては主力大型株の反発が見られそうだが、次第に中小型株へシフトすると考えられる。20日の東京市場では筑波大学発のロボットベンチャー、サイバーダイン<7779>の東証マザーズ上場承認を受けて、ロボット関連銘柄が軒並み強い値動きをみせていた。物色の持続性を見極めたいところである。《TN》

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