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三菱商事、アジア向けコーヒー事業拠点をマレーシアに設立 コロンビア食品大手と合弁
三菱商事は18日、コロンビア最大の食品会社Grupo Nutresa傘下のコーヒー事業会社Colcafeと、アジア向けコーヒー事業の合弁会社ORIENTAL COFFEE ALLIANCEをマレーシアに設立することで合意したと発表した。
三菱商事とGrupo Nutresaは、新会社をアジア・コーヒー市場の事業戦略拠点と位置づけ、アジア新興国市場向けに、現地ニーズに合ったインスタントコーヒー製品などの開発・製造・販売に着手していく予定という。新会社の資本金は2億円で、出資比率は三菱商事が50%、Colcafeが50%。
三菱商事によると、アジアを中心とする新興国市場のインスタントコーヒー需要は急速に伸びており、今後も市場は更に拡大する見込み。
Grupo Nutresaは食肉、クッキー、チョコレート、コーヒーなど、6つの食品関連で事業展開を行うコロンビア最大の食品企業。コーヒー事業はColcafeを通じて、主にインスタントコーヒーの製造・販売を行っている。
三菱商事は、新興国市場の中間所得層の急速な拡大を背景とした生活必需品の需要増大を商機と捉え、コーヒー事業に加えて他の消費財でも、サプライチェーン構築に積極的にチャレンジしていくとしている。
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