米経済、封建的「英荘園経済」に転身する危険性=サマーズ元米財務長官

2014年2月19日 11:06

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記事提供元:フィスコ


*11:06JST 米経済、封建的「英荘園経済」に転身する危険性=サマーズ元米財務長官
ローレンス・サマーズ元米財務長官はこのほど、米国経済が英国人気ドラマ「ダウントン・アビー(1920年代の封建的な英国荘園経済や貴族生活を描く)」式の経済に転身する危険性に直面していると発言した。英荘園経済では、富が1%の上流階層などに集中し、貧富格差が深刻な社会問題だった。

サマーズ氏が英紙「フィナンシャル・タイムズ」で発表した論文の中で、米富裕層の所得が急増しているのとは対照的に、一般家庭の所得増が停滞していると指摘。また、これまでの米経済の成長過程で累積したものなどから検証すると、米経済が英荘園経済に転身する可能性が十分に考えられるとの見方を示した。

なお、貧困と不正を根絶するため、100カ国以上で支援活動を展開している団体オックスファム・インターナショナルが先月に発表したリポートによると、全世界上位85位の大富豪が保有する富は、全世界人口の半分が所有する富に相当するという。《ZN》

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