電通:アジャイルメディア・ネットワークと業務提携、ソーシャルメディア向け情報配信サービスの提供開始

2014年2月4日 16:13

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【2月4日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 電通(東:4324)は4日、企業のソーシャルメディア活用支援などを行うアジャイルメディア・ネットワーク(本社:東京都渋谷区、以下「AMN」)と、新しい企業情報提供サービスについて業務提携したと発表した。

 近年のソーシャルメディアの発達と普及にともない、企業が行う広報・PR活動は、これまで主流だったマスメディアに向けたものに加え、ソーシャルメディアへの情報発信が不可欠となっている。そのため、マスメディアとソーシャルメディアを連動させた、新しいコミュニケーションの形態が増えている。

 こうした状況下、電通とAMNは、提携サービスの第1弾として、ソーシャルメディア向け情報配信サービスの提供を開始する。本サービスでは、企業が発信するさまざまな情報をもとに、ソーシャルメディア上の反響やマスメディアでの論調傾向などについて、独自の切り口で編集したニューズレターを作成し、ブロガーやSNSユーザー向けにそのニューズレターを配信する。2社の役割分担は、電通がニューズレターの企画制作および同サービスの販売を、AMNがブロガー向けの情報配信や啓発活動を、それぞれ担当する。

 また、ニューズレターの企画、制作においては、著名なブロガーやネットメディアの編集者を外部編集委員(アドバイザー)として起用するほか、同ニューズレターをネットメディアやマスメディア向けに配信する計画も進めている。ソーシャルメディア向け情報配信サービスは、3月からの提供開始に向けて、現在テストマーケティング(確認と検証)を実施しており、試行希望のある企業(20社・先着順)に対しては、無償で提供しているという。【了】

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