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ヤフーとコロプラが増益発表と通期予想を上方修正、伊藤忠が豪州の鉄道車両事業に参画、自動車各社が13年12月の国内生産を発表=30日の注目銘柄
【1月30日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 30日の注目銘柄です。ヤフーとコロプラが増益発表と通期予想を上方修正、伊藤忠が豪州の鉄道車両事業に参画、自動車各社が13年12月の国内生産を発表。
ヤフー(東:4689)が29日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比12%増の931億円だった。eコマース事業における新戦略の開始により、ストア出店料等を無料化したところ、売上が前年同期と比較して2桁の増加率となった。また、同社は通期連結業績予想の各利益を上方修正した。営業利益を前回予想1930億円から同5%増の1960億円に、経常利益を同1935億円から同4%増の1968億円に、純利益を同1209億円から同9%増の1259億円に、それぞれ引き上げた。売上高は予想を据え置いた。
コロプラ(東マ:3668)が29日に発表した2014年9月期第1四半期の決算(非連結)は、純利益が前期比5.6倍の27億円だった。既存タイトルの拡大と、新規タイトル投入に注力したことが奏功した。また、同社は2014年9月期の通期業績予想を上方修正した。売上高は前回予想336億円から前期比2.7倍の450億円に、営業利益は同120億円から同3.1倍の180億円に、経常利益は同120億円から同3.1倍の180億円に、純利益は同67億円から同3.2倍の100億円に、それぞれ引き上げた。
伊藤忠商事(東・名・札・福:8001)は29日、豪州クイーンズランド州政府が官民協力の契約形態で進める鉄道車両供給事業者選定入札において、参画するコンソーシアム各社と共に事業権を落札し、正式に契約締結したと発表した。契約金額総額は、約44億豪州ドル(約4000億円)となる。同コンソーシアムでは、2016年に最初の鉄道車両を供給、2018年末までに全ての鉄道車両を供給し、その後2046年まで鉄道車両と車両基地のメンテナンスサービスを提供していく。
自動車各社は29日、2013年12月度の四輪車の国内生産実績について発表した。トヨタ(東・名・札・福:7203、ダイハツ・日野は含まない)は前年同月比3.7%増の23万4521台、日産自動車(東:7201)は同5.8%減の8万2544台、ホンダ(東:7267) は同56.2%増の9万3690台、マツダ(東:7261)は同5%増の7万8916台、富士重工業(東:7270)は同16.4%増の5万4638台、三菱自動車(東:7211)は同51.4%増の5万3405台だった。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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