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概況からBRICsを知ろう~インド市場は新興国懸念や世界的な株安を警戒して反落
*09:53JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は新興国懸念や世界的な株安を警戒して反落
【ブラジル】ボベスパ指数 47701.05 -0.18%
昨日27日のブラジル市場は3営業日続落。主要指標のボベスパ指数は前営業日比86.33ポイント安(-0.18%)の47701.05で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは33、値下がり36、変わらず3と売りが優勢。金融とヘルスケアを除くすべてのセクターが下落し、中でも通信や公益に売りが集中した。
前日終値をはさんで方向感の乏しい展開となり、引け間際に再びマイナス圏に転落した。成長見通しが下方修正されたことが相場の重し。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した週間調査(1月27日実施分)では、2014年、15年の国内総生産(GDP)見通しが、それぞれ前回の2.00%、2.50%から1.91%、2.20%に引き下げられた。2014年末、15年末の拡大消費者物価指数(IPCA)は、それぞれ前回の6.01%、5.60%から6.02%、5.70%に上方修正された。インフレの高止まりを受け、ブラジル中央銀行が年末までに政策金利(セリック金利)を11.00%まで引き上げると予測された。これは前回予想の10.75%を上回る。
【ロシア】MICEX指数 1478.23 -1.09%
27日のロシア市場は4営業日続落。主要指標のMICEX指数は前営業日比16.35ポイント安(-1.09%)の1478.23で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは11、値下がり39と売りが優勢となった。
小幅安で寄り付いた後はいったんプラス圏を回復したが、その後は下げ幅を急速に拡大させた。通貨ルーブルが27日、ユーロと米ドルで構成されている通貨バスケットに対し、許容変動幅の下限を突破したことが投資家の不安心理を強めた。新興国通貨の急落に加え、2028年に満期を迎えるロシア国債の利回りが急伸(価格は下落)したことがルーブル売りにつながったもようだ。なお、ルーブルはこの日、対通貨バスケットで2009年以来の低水準を記録した。
【インド】SENSEX指数 20707.45 -2.02%
27日のインドSENSEX指数は急落。中国の景気指数悪化やアルゼンチンの通貨切り下げなど、新興国経済に対する先行き不透明感が投資家の運用リスク回避(リスクオフ)の姿勢を急速に強めた。SENSEX指数は50日移動平均となる20900近辺を寄り付きから下抜け、その後も軟調な動きを継続。終値ベースでは今年1月7日以来の安値圏で引けた。指数構成銘柄はほぼ全面安の商状で、金融や素材、資本財など幅広い銘柄に売りが集まった。
【中国本土】上海総合指数 2033.30 -1.03%
27日の上海総合指数は反落。新興国通貨の急落やこれを受けた世界的な株安が警戒された。国内では、週内にロックアップが解除される株式の時価総額が大幅に増加するとの報道が需給懸念を強めた。加えて、理財商品(高利回りの信託商品)を巡る懸念も警戒材料となった。一方、中国人民銀行(中央銀行)が今月31日からの旧正月連休に入る以前に、資金供給オペを継続するとの観測が引き続き一定の下支え要因となった。《FA》
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