関連記事
ヤマハ、米国の楽器・音響機器メーカーLine 6を買収
ヤマハは20日、米国の楽器・音響機器メーカーLine 6を完全子会社とすることで合意したと発表した。写真はLine 6のウェブサイト[写真拡大]
ヤマハは20日、ギター周辺機器、PA機器、ワイヤレスマイクなどの開発・製造・販売を行う米ライン6(Line 6)を完全子会社とすることで合意したと発表した。
同社によると、今回の買収で同社はギター周辺機器、PA機器の商品ポートフォリオを拡大し、楽器・音響機器領域での成長を加速していくという。
Line 6のモデリング技術・ワイヤレス技術を基盤とした商品企画・開発力と、ヤマハのアコースティック・デジタル両面での技術力などを融合することで、新たな顧客価値を生み出していくとしている。
Line 6は、設立が1996年で、資本金は2,080万ドル(約21億7,000万円)、2012年の売上高は6,900万ドル(約72億円)。世界初のデジタルモデリング・ギターアンプ「AxSys212」を開発したほか、ギターレコーディング用のアンプシミュレーター 「POD(ポッド)」、モデリングギター「Variax(バリアックス)」など、ギタリストへ向けた新たな価値を提案することで高い評価を得てきた。
今回の買収では、ヤマハが設立する合併準備会社とLine 6を合併させることで、存続会社となるLine 6がヤマハの完全子会社となる予定。子会社化は2014年1月末までに完了する予定という。
スポンサードリンク