アサヒグループHD、インドネシアで緑茶飲料「ICHI OCHA」を発売 現地の嗜好に合わせて開発

2013年12月10日 16:42

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アサヒグループホールディングスがインドネシアで発売した緑茶飲料「ICHI OCHA GREEN TEA」(アサヒグループホールディングスのプレスリリースより)

アサヒグループホールディングスがインドネシアで発売した緑茶飲料「ICHI OCHA GREEN TEA」(アサヒグループホールディングスのプレスリリースより)[写真拡大]

 アサヒグループホールディングスは10日、インドネシアで、現地の嗜好にあわせた緑茶飲料「ICHI OCHA GREEN TEA」を8日から新発売したと発表した。

 現地で徹底した調査を行い、一番抽出された緑茶本来の味わいや香りに程よい甘さを加えるなど、インドネシアの消費者が求めている味わいに仕上げているという。茶葉は、日本産の緑茶葉とインドネシアの緑茶葉をブレンドしている。

 販売は、同社グループがインドネシア大手財閥サリムグループと設立した清涼飲料事業の合弁会社Indofood Asahi Sukses Beverage(IASB)が行なう。インドネシア全域の量販チェーンを中心に販売するという。

 同社によると、インドネシアの清涼飲料市場は、2012年の推定規模が4,700億円で、今後も順調な成長が続けば2020年に1兆円になる見通し。その中でお茶飲料は、水に次ぐ大きなカテゴリーとなっており、健康意識の高まりから今後もさらに拡大が見込めるという。

 IASBは、拡大が期待されるインドネシアの飲料市場で、今後も嗜好の多様化や健康志向の高まりにあわせた魅力的な高付加価値商品の提案を続けていくとしている。

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