LINEの登録ユーザーが世界3億人突破、CCCが自社カフェ事業を立ち上げ、ダイドードリンコが下方修正、J.フロントがコクヨ子会社を買収、日立が来春インフラシステム事業を再編=26日の注目銘柄

【11月26日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 LINEの登録ユーザーが世界3億人突破、CCCが自社カフェ事業を立ち上げ、ダイドードリンコが下方修正、日立が来春インフラシステム事業を再編。

　LINE(本社:東京都渋谷区)は25日、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」の登録ユーザー数が、世界で3億人を突破したと発表した(11月25日時点)。サービス提供開始から1億ユーザーの突破までには19カ月間を要したが、世界各国で同時に新規ユーザーが増加したことから、2億ユーザーから3億ユーザーの突破までには4カ月間で到達と、増加ペースが加速している。

　「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブは25日、書店とカフェが一体的に融合した「BOOK&CAFE」スタイルの店舗拡大に向けて、新たにカフェ事業を開始すると発表した。新しいカフェは「Culfe(カルフェ)」ブランドで展開。12月5日に岩手県盛岡市に出店する東北地方最大級の規模となるTSUTAYA旗艦店「MORIOKA TSUTAYA」内に1号店をオープンする。

　ダイドードリンコ(東:2590)は25日、2014年1月期の通期連結業績予想を下方修正し、純利益を前回予想44億円から前期比25%減の33億円に引き下げた。売上高は同1593億円から同3%増の1530億円に、営業利益は同80億円から同24%減の60億円に、経常利益は同77億円から同25%減の58億円に、それぞれ引き下げた。

　 J.フロント リテイリング(東・名:3086)は25日、コクヨ(東:7984)の子会社でオフィス用品通販を手がけるフォーレストを買収すると発表した。J.フロントは、フォーレストの株式4万2456株(議決権所有割合:70.52%)を、コクヨ、フォーレスト社長の渕上俊郎氏より20億円で取得し、連結子会社化する。フォーレスト社のノウハウを活用し、高効率かつ機動的なフルフィルメント構築に向けた取り組みを加速したい考え。

　日立製作所(東・名:6501)は25日、社会インフラを中心とした世界規模でのビジネスモデルやサービスの変化、多様なニーズに迅速に対応していくため、2014年4月1日付で、インフラシステム事業の体制を再編すると発表した。日立の社内カンパニーであるインフラシステム社のもつ機能を、「都市・エネルギーソリューション事業」、「水環境ソリューション事業」、「産業プラント・ソリューション事業」、「コンポーネント事業」の4事業分野に再編する。【了】

■関連記事
・25日の業績予想修正発表企業、ダイドードリンコ
・25日の減益発表企業(純利益ベース)、ダイドードリンコ
・CCC:自社カフェ事業を立ち上げ新ブランド「Culfe」を展開、12月に盛岡のTSUTAYA旗艦店内に1号店をオープン