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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リオンの再上昇近い、上場来高値更新後の調整終える
補聴器首位のリオン <6823> の株価は上場来高値を更新している。今期(14年3月期)好業績を評価して上値を追う流れに変化はないだろう。
医療機器事業(補聴器や医用検査機器など)を主力として、環境機器事業(音響・振動計測器や微粒子計測器など)も展開し、高機能・高付加価値製品の開発・販売を強化している。補聴器は最上位クラス「リオネットマジェス」、13年2月発売の中価格帯「リオネットプレシア」、13年8月発売のエントリーモデル「リオネットプレシアV」や低価格のポケット型デジタル補聴器「HD-21」など、商品ラインアップを充実させている。
10月31日発表の第2四半期累計(4月~9月)連結業績(10月21日に増額修正)は前年同期比6.2%増収、同50.5%営業増益、同52.8%経常増益、同58.1%最終増益だった。セグメント別に見ると医療機器事業は同3.2%増収、同19.8%営業増益だった。主力の補聴器が高価格帯や新製品の中価格帯を中心に好調だった。環境機器事業は同12.1%増収で営業黒字化した。設備投資需要の高まりを追い風に振動計、騒音計、液中微粒子計などの販売が好調だった。
通期の見通しについては期初予想(4月30日公表)を据え置いて、売上高が前期比1.7%増の175億円、営業利益が同9.7%増の19億円、経常利益が同10.2%増の19億円、純利益が同13.1%増の12億円としている。下期の売上を前年同期並みと想定し、予定していた経費の一部が下期にズレ込んだためとしている。通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.7%、営業利益が47.5%、経常利益が47.8%、純利益が45.3%と概ね順調な水準であり、好調な販売を考慮すれば通期についても増額の可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、9月急騰後に一旦は1300円~1500円近辺で上げ一服となったが、10月下旬に高値を更新して水準を切り上げ、11月中旬には上げ足を速める展開となった。11月18日には1823円まで上伸している。好業績を評価する動きだろう。
11月25日の終値1683円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS102円72銭で算出)は16~17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績に株式数増加を考慮した連結BPS1017円39銭で算出)は1.7倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの上昇トレンドで、短期調整を挟みながら水準を切り上げる形だ。好業績を評価して上値を追う展開であり、2000円台が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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