【編集長の視点】新規上場のメディアドゥは買い気配値アップ、2銘柄同時IPOのM&Aキャピタルも買い先行

2013年11月20日 10:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  メディアドゥ <3678> (東マ)が、きょう20日にM&Aキャピタルパートナーズ <6080> (東マ)とともに、東証マザーズに同時に新規株式公開(IPO)された。2銘柄同時IPOは、今年7月10日以来で、メディアドゥの公開価格は、3300円、公開株式数は、39万1000株、M&Aキャピタルも同じく公開価格は3000円、公開株式数は公募増資のみの15万株となっている。両社株とも寄り付きから買い気配値を切り上げ9時25分現在、メディアドゥは、公開価格を330円、10%上回る3630円買い気配、M&Aキャピタルも同様に100円、10%上回る3300円買い気配でいずれも売り買い差し引き公開株式数を上回る買い物を集めている。

■メディアドゥはPER割高も電子書籍関連の好業態を買い評価

  2銘柄のうちメディアドゥは、公開価格のPERは38倍台、資金吸収額も約13億円とやや大きいが、時流性のある電子書籍の取り次ぎ業務を展開しており、国内の数百の出版社の電子書籍をソフトバンクモバイルやLINEなどに取り次ぐ高実績を誇っていることが買い評価されている。同取り次ぎ業務は、同社自社開発の電子書籍コンテンツ配信システム「md-dc」と電子書籍構築システム「MDCMS」を経由して行われており、全売り上げに占める電子書籍事業の売り上げも年々上昇、前2013年2月期実績で約75%となっている。今2月期業績は、売り上げ54億8000万円(前期比34%増)、経常利益2億1500万円(同6.9倍)、純利益1億7100万円(同42.7倍)、1株利益86.2円と予想している。

■IPOの初値が公開価格を上回る「負けなし」記録は39銘柄連続と拡大

  一方、M&Aキャピタルは、後継者不足に悩む中堅・中小企業向けに事業継承を提案するM&A仲介業務を展開しており、今9月期業績は、売り上げ13億200万円(前期実績見込み比12%増)、経常利益5億8200万円(同2%減)、純利益3億4700万円(同4%増)、1株利益163.9円と予想している。

  なお両社が、買い気配値を切り上げていることから、IPOは、昨年12月20日以来、初値が公開価格を上回って形成される「負けなし」記録、連勝を39銘柄に伸ばすことが確実になっている。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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