ネクスコ東日本:東北道や関越道のテナントが提供する商品でも誤表示発覚

【11月19日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 東日本高速道路(本社:東京都千代田区、「ネクスコ東日本」)は19日、消費者庁の食品表示に関するガイドラインに基づきサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)のテナントがレストラン等で提供する各種メニューの調査を実施したところ、一部商品でメニュー表示と異なった食材を使用していた事実が判明したと発表した。

　同社による誤表示の発表は、9日に続きこれで2回目。前回発表は同社グループのネクスコ東日本リテイルの商品での誤表示を発表したが、今回はテナントの商品の誤表示を発表した。

　今回発覚した誤表示は以下の通り。
○岩手県北自動車が運営する東北自動車道の岩手山SA(上り線)のレストランで提供していた商品
・「ステーキ丼」「ステーキ丼セット」「ステーキカレー」に「牛脂注入加工肉」を使用していたがメニューに非表示だった。また、「USA牛使用」とメニューに表示していたが、「オーストラリア産牛またはニュージーランド産牛」を使用していた。
・「南部味噌ラーメン」「南部ネギチャーシュー」「にんにくラー油南蛮ラーメン」で「岩手県産南部小麦麺使用」とメニューに表示していたが、実際には「アメリカ・カナダ・オーストラリア産ブレンド小麦麺」を使用していた。
・「磐井鶏セット」は「磐井鶏」、「県産地鶏」とメニューに表示していたが、地元磐井地方産の銘柄鶏「奥の都どり」を使用していた。

○グリーン・グリーンが運営する東北自動車道の長者原SA(上り線)のスナックコーナーで提供していた商品
・「ステーキ丼」に「牛脂注入加工肉」を使用していたが、メニューに表示していなかった。

○小島屋乳業製菓が運営する関越自動車道 高坂SA(上り線)のレストランで提供していた商品
・「国産豚中華丼と半ラーメン」で「国産豚」以外に、「デンマーク産豚」を一部使用していた。
【了】

【PR】弁護士相談で慰謝料増額も「交通事故示談ナビ」

■関連記事
・日経平均終値は小幅続落、前日比37円74銭安の1万5126円56銭
・オリンパスが60億支払いテルモと和解、アドウェイズが「カカオゲーム」と提携、エイチームが引越し料金比較サイト「引越し侍」に予約機能を実装、JINSがユーミンとコラボしたアイウェアを発売=19日の注目銘柄
・日経平均終値は反発、前週末比1円62銭安の1万5164円30銭