【編集長の視点】スカイマークは東証第1部指定替え承認で業績下方修正をカバーして急続伸

2013年11月18日 09:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  スカイマーク <9204> (東マ)は、寄り付きの買い気配から46円高の373円まで買い上げられて急続伸、6月7日につけた年初来安値305円に並ぶ安値水準からの底上げを鮮明化している。前週末15日大引け後に東証から11月22日付けでの東証第1部指定替えが承認されたと発表、指定替えに際して新株式発行などの希薄化材料を伴わないことから、今年10月の今3月期業績の下方修正をカバーして、指定替え後の需給好転を先取りする思惑買いが増勢となっている。

■「JPX日経インデックス400」の構成銘柄にも選定

  需給好転思惑は、指定替え後の東証株価指数(TOPIX)への算入開始でTOPIX連動型のファンドの買いが発生することが要因となっている。このほか同社株は、東証と日本経済新聞社とが11月6日に来年1月6日から算出を開始する新株価指数「JPX日経インデックス400」を構成する400銘柄の一角にも選定され、機関投資家などの組み入れ増なども期待されており、東証1部指定替えともどもダブルの需給好転思惑につながっている。

  一方、同社の今期業績は、格安航空(LCC)間の競争が、一部幹線、地方路線にまで激化し、旅客数が計画に及ばず旅客単価も減少して売り上げが期初予想に未達になるとして下方修正された。このうち3月通期純利益は、期初予想の33億円から20億円(前期比47%減)へ引き下げられ連続減益率を悪化させる。

■富士山の世界文化遺産登録、東京五輪決定に続き高値挑戦

  株価は、今期業績の連続減益予想に全般相場の急落が重なって年初来安値まで売られ、富士山の世界資産登録で383円の戻り高値、2020年夏季オリンピックの東京開催決定に伴い375円といずれも外国人観光客の増加期待でリバウンドして、300円台下位固めを続けてきた。PERは16倍台、PBRは0.7倍と下げ過ぎを示唆しており、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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