ハピネット 上期は大幅な増収増益で着地、映像やカードゲーム機のヒット作が貢献

2013年11月15日 09:34

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記事提供元:フィスコ


*09:34JST ハピネット---上期は大幅な増収増益で着地、映像やカードゲーム機のヒット作が貢献

玩具の卸売を手掛けるハピネット<7552>は、12日に上期(4-9月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の873.71億円、営業利益が同54.0%増の15.51億円、経常利益が同47.3%増の15.79億円、純利益が同93.8%増の13.75億円と大幅な増収増益を達成した。

主力の玩具事業は一部人気キャラクター番組の放映月の変更により減収だったが、利益率の高いオリジナル作品などヒット作に恵まれた映像音楽事業や、キッズカードゲーム機や玩具自動販売機などが好調だったアミューズメント事業が増収増益に寄与した。なお、純利益の大幅な増加は7月に子会社化したトイズユニオンの負ののれん発生益の計上による。

通期業績予想は、7月のトイズユニオン子会社化発表と同時に発表した計画を据え置いた。売上高は前期比16.0%増の2050.00億円、営業利益は同14.4%増の34.00億円、経常利益は同13.6%増の35.00億円、純利益は同0.6%減の20.00億円としている。通期計画に対する上期営業利益の達成率は44.3%となっているが、年末商戦などで下期に利益が偏る傾向があることから、上期は順調な進捗だといえよう。

下期に向けては、2013年4月度から3ヵ年の中期経営計画に沿って、次の3つの基本戦略を展開していく。「既存事業の継続的な成長」として、独占販売権の獲得やビジネスパートナーとの連携強化により、各事業において中間流通業として更なるシェア拡大を図る。「新たな事業領域への挑戦」として、デジタルエンタテインメント分野を含めた新規事業分野への積極的な進出や周辺事業分野への拡大などを目指す。「流通機能の強化・確立」として、システム機能の高度化を図り、既存事業の拡大や新規事業への進出など長期持続的な成長に対応できる機能をつくる。

同社はバンダイナムコ<7832>グループであり、玩具卸の大手である。主力の玩具事業のほか、映像音楽事業、ビデオゲーム事業、アミューズメント事業を展開する。《FA》

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