キトー 米経済回復や円安が追い風、アジア・欧州は営業黒字に転換

2013年11月15日 08:28

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記事提供元:フィスコ


*08:28JST キトー---米経済回復や円安が追い風、アジア・欧州は営業黒字に転換

マテハン機器のキトー<6409>は12日、第2四半期(4-9月)業績を発表した。売上高は前年同期比10.3%増の176.57億円、営業利益が同55.9%増の11.66億円、四半期純利益が同169.9%増の7.44億円だった。10月31日に利益計画を上方修正しており、これに沿った着地となった。

所在地別セグメント区分で事業活動を展開しており、日本の売上高は前年同期比6.5%減の99.76億円、営業利益が同21.4%増の16.97億円だった。国内市場では設備投資の落ち込みが影響したが、輸出向けの利益率が円安の影響で向上した。

米州の売上高は同22.4%増の55.85億円、営業利益が同363.2%増の4.12億円に拡大。米経済の全体的な回復基調を受けて、エネルギー関連のほか、幅広い業界において需要が好調だった。

中国の売上高は同16.9%増の39.16億円、営業利益は同19.9%増の4.01億円。アジアの売上高は同39.5%増の22.59億円、営業利益は500万円(前年同期は3800万円の損失)の黒字に転じた。タイ及びインドネシアを中心に、主に日系自動車関連産業を中心とする投資活動が堅調に推移した。欧州の売上高は同24.1%増の7.03億円、営業利益は200万円(前年同期は5400万円の損失)に改善した。

通期については、売上高が前期比18.3%増の420億円、営業利益が同43.4%増の36億円、純利益が同85.7%増の19億円とする期初計画を据え置いている。

キトー<6409>は、建設現場や製造業の工場などで資材を持上げるために利用する「巻上機」(チェーンブロック、レバーブロックなど、マテリアルハンドリング(マテハン)機器)の国内トップメーカー。グローバル展開も進んでおり、海外売上高は70%に達し、世界市場でもトップ5に入る。《FA》

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