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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワイヤレスゲートは上場来高値更新、中期成長力を評価して上値追い
ワイヤレスブロードバンドサービスを展開するワイヤレスゲート <9419> (東マ)の株価は上場来高値を更新した。今期(13年12月期)好業績見通しや中期成長力を評価して上値追いの展開となりそうだ。
通信事業者からインフラを借り受けてワイヤレスブロードバンドサービス(Wi-Fi、WiMAX)を提供している。月額有料会員数の積み上げに伴って収益が拡大するストック型収益構造であり、13年9月末時点の会員数は約40万人となった。重点戦略としてサービス提供エリア拡大、販売チャネル数拡大、サービス拡充を掲げている。
販売チャネルはヨドバシカメラでの販売、住友商事 <8053> との業務提携による最大手携帯販売会社ティーガイア <3738> での販売に加えて、取扱携帯販売会社を増やす方針だ。サービス拡充では、13年6月にオプションサービス第1号として「電話リモートサービス」の提供を開始した。追加オプションサービスも検討して、ARPU(顧客1人当たり売上高)向上や顧客基盤拡大につなげる。10月にはUQコミュニケーションズが提供する超速モバイルネット「WiMAX2+」に対応した「Wi-Fi+WiMAX ツープラス」の提供を開始した。
11月6日発表の第3四半期累計(1月~9月)連結業績は、売上高が51億57百万円、営業利益が5億75百万円、経常利益が5億74百万円、純利益が3億54百万円だった。前期第4四半期(10月~12月)から連結財務諸表作成のため前年同期との比較はできないが、会員数増加で主力のモバイルインターネットサービスが好調のようだ。
通期見通しは前回予想を据え置いて、売上高が前期比27.6%増の70億17百万円、営業利益が同34.1%増の8億円、経常利益が同39.0%増の8億円、純利益が同9.4%増の4億63百万円としている。販売チャネル数拡大などの効果で会員数の増加ペースが加速し、6月開始のオプション「電話リモートサービス」の売上も想定以上のようだ。ストック型の収益構造であることも考慮すれば通期上振れの可能性があるだろう。
株価の動き(9月1日付で株式2分割)を見ると、8月28日に付けた直近安値2210円をボトムとして水準切り上げの動きが続いている。10月18日に3030円を付けて7月23日の3000円を突破し、10月29日には3225円を付けた。そして11月11日には3380円まで上伸し、5月の3350円を突破して上場来高値を更新した。中期成長力を評価する動きだろう。
11月11日の終値3330円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS93円89銭で算出)は35倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間50円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮した連結BPS314円23銭で算出)は11倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率が広がり、目先的には過熱感を強めた形だが、週足チャートで見ると新たな上昇チャネル入りした可能性がありそうだ。中期成長力を評価する動きに変化はなく上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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