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【株式評論家の視点】マキタは今期減額も、良好な環境続き好実態見直しの方向へ
<銘柄の見所>
■業績の上振れを期待する流れに
マキタ <6586> は反転相場入りが近い。株価は10月31日の業績予想の下方修正を材料に売り人気が先行する流れとなっているが、これはあまりにも表面的な数字にウェートかけたもので、その内容を子細に検討すると、見直し余地が大きいと判断できそう。
今2014年3月期の9月中間決算は売上げ1858億円(前年同期比22%増)、営業利益257億円(同7%増))と順調な収益を達成した。国内における販売が、リチウムイオンバッテリ製品の拡充やテレビCMの効果、消費税増税前の住宅需要の増加などで堅調に推移。売上規模の大きい欧州も、南欧で底打ち感が強まり、ホームセンター向けの販売好調や円安がプラスに寄与した北米、中国の販売が持ち直したアジアも増収となり、全方位的に環境は良好である。
そうした中で今3月期通期の見通しについて、売り上げを3450億円から3600億円と前期比16%増へ増額する一方で、営業利益を560億円から490億円の前期比8%増へ引き下げた。会社側では、第3四半期以降における世界の需要動向は不透明な状況が続き、企業間競争の激化などが予想されること。それに生産の効率化を目的に生産体制を見直し、2014年3月期をもって沼津工場での生産を終了する予定で、これに伴い下期に一時費用が発生することを指摘している。
ただ、四半期ベースの営業利益は第1四半期の106億円に対し、第2四半期は150億円へ大きくジャンプアップしており、こうしたいい流れが第3四半期以降一気に断ち切られるとは想定しにくい。アナリスト筋も、大幅な上振れを想定する向きが大勢である。株価はいずれ業績上振れを期待する流れが巻き起こりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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