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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションの株価は青空相場、初の4ケタ活躍へ
キムチ製品など漬物最大手のピックルスコーポレーション <2925> (JQS)の株価は、10月28日の高値から一旦反落したが、目先的な過熱感が解消して反発のタイミングだろう。今期(14年2月期)好業績に加えて中期成長期待も強く、上値追いの展開となりそうだ。
キムチ製品、あさづけ、惣菜など漬物製品の最大手メーカーである。主力の「ご飯がススムキムチ」シリーズのブランド力が向上し、独自研究の植物性乳酸菌ピーネ12を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など、新製品投入も積極化している。広島工場の稼働(13年6月)に伴って中国・四国地方での拡販を進めるとともに、契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する方針だ。ブランド力向上に伴って中期成長期待が高まる。
今期連結業績見通し(9月30日に増額修正)は、売上高が前期比6.0%増の255億18百万円、営業利益が同22.0%増の11億16百万円、経常利益が同21.9%増の11億87百万円、純利益が同27.3%増の7億26百万円としている。広島工場稼動などで費用が増加するが、キムチ製品や惣菜製品のブランド力向上に伴って販売は好調であり、原料の野菜価格の安定も寄与して売上高、利益ともに過去最高を更新する見込みだ。
売上高、利益ともに過去最高だった第2四半期累計の通期見通しに対する進捗率は、売上高が52.8%、営業利益が69.0%、経常利益が72.7%、純利益が74.7%と高水準である。白菜など原料野菜価格の動向に不透明感があるため下期を保守的な予想としているが、通期再増額の可能性が高いだろう。
株価の動きを見ると、水準を切り上げて高値を更新する展開が続いている。10月22日に915円まで上伸して10月1日の895円を突破し、10月28日には995円まで上伸する場面があった。その後は目先の過熱感を強めたこともあり、利益確定売りが優勢になって870円~880円近辺まで反落したが、好業績を評価する流れに変化はないだろう。
11月8日の終値883円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS113円67銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.8倍近辺である。
週足チャート見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。また日足チャートで見ると、25日移動平均線が接近して目先的な過熱感が解消された。反発のタイミングだろう。通期再増額の可能性、中期的な成長期待、指標面の低PERや低PBRが支援材料であり、上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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