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鴻池運輸 2Qは上方修正値水準での着地、大幅な増配も発表
*12:17JST 鴻池運輸---2Qは上方修正値水準での着地、大幅な増配も発表
鴻池運輸<9025>は7日の引け後、第2四半期(4-9月)決算を発表した。売上高は前年同期比1.0%減の1146.96億円、営業利益は同7.8%減の42.20億円、純利益は同8.5%増の25.68億円となった。10月30日に発表した修正値(利益は上方修正)水準での着地に。また、配当予想は上方修正、第2四半期末は従来予想の7.50円から15.00円に引き上げ、年間配当金は従来予想の15.00円から30.00円とする計画。
3ヵ年中期経営計画「エクスプレス計画Vol.2」を策定し、現在2年目。最注力分野の一つと位置付けた医療分野において、提案型医療物流センター業務の拡大や高度メディカル輸送(再生医療品・検査検体・ワクチン等の輸送)の推進、インドでのホスピタルロジスティクスの展開を図るなど、物流の枠を越えた次世代中核事業の創出に積極的に取り組んでいる。
複合ソリューション事業では、食品分野において猛暑の影響によりスポーツ系飲料を中心とした清涼飲料水の製造請負業務が増加。流通分野では食料品や日用品等の生活必需品を扱う配送センター業務が新規輸送業務の獲得等により好調に推移した。また、医療関連分野については顧客医療機器配送センターでの構内作業や子会社での院内物流の増加等により大幅な伸びとなった。一方、鉄鋼関連分野は職域再編や顧客の合理化施策への対応等による影響を受けたこと、空港関連分野は外交問題の長期化で中国航空便の便数回復が遅れたこと等により伸び悩んだ。国内物流事業は、定温物流分野において、配送先店舗の増加等によりコンビニエンスストアや小売店向け冷蔵食品取扱業務が好調に推移。テーマパーク関連商品ならびにオフィス用品の取扱業務が増加した。国際物流事業は、中国向けが弱含みとなる一方で、チャイナ・プラスワン戦略として注力しているバングラデシュからのアパレル品輸入業務の増加や、ベトナム向け精密機器製造設備輸送業務が好調だった。
なお、通期については、売上高が前期比0.1%増の2279.00億円、営業利益が同0.1%増の77.00億円、純利益が同3.1%増の41.00億円とする期初計画を据え置いている。
鴻池運輸は、鉄鋼や食品業界向けを中心とした複合ソリューション事業に強みを持つ物流会社。現在は、医療関連サービス、ファッション&アパレルサービス、空港関連サービス、定温物流サービスの4分野に注力中だ。《FA》
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