注目銘柄ダイジェスト(前場):DeNA、ブリヂストン、宮地エンジ、コロプラなど

2013年11月8日 11:34

印刷

記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):DeNA、ブリヂストン、宮地エンジ、コロプラなど

DeNA<2432>:1851円(前日比-219円)
急落。前日に上半期決算を発表、ネガティブ材料視されている。累計営業利益は320億5800万円で前年同期比17.4%減益、市場予想は10億円程度下回ったとみられる。一方、第3四半期累計見通しは438億円と発表、実績値以上の想定比下振れとなっており、通期のコンセンサス切り下がりなどが避けられない状況にも。なお、野村では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、国内コインの減少額が大きく、海外事業も伸び悩み、今下期からは業績立て直しのための仕込み時期に入ると考えているもよう。

ブリヂストン<5108>:3450円(同+85円)
しっかり。前日に発表した第3四半期の決算が評価材料視されている。累計営業利益は3189億円で前年同期比56%増益となった。市場コンセンサスは100億円強上回る着地となったもよう。価格低下の影響が想定よりも軽微にとどまったことなどが上振れの背景とも指摘されている。通期予想は据置だが、保守的な予想として、コンセンサスは上振れの格好に。なお、昨日発表したリコールの影響は限定的との見方が優勢に。

宮地エンジ<3431>:302円(同+80円)
ストップ高。前日に発表した上半期決算が買い材料視されている。営業利益は10.4億円で前年同期比4.5倍、従来計画の2.8億円を大幅に上回る着地となった。通期計画は7億円から11億円に上方修正へ。工事採算の上昇や原価低減策が奏効したもよう。また、年間配当金2円への復配を発表している。大幅上振れ決算、復配に加えて、三菱重工<7011>との提携など好材料が相次ぐ状況となっている。

MUTOH-HD<7999>:469円(同+38円)
大幅高。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益を1.5億円から6.5億円に、通期では4億円から10億円に増額修正。円安効果などで海外売上が好調に推移したほか、国内では3Dプリンタの販売が当初計画を大幅に上回る状況となっているもよう。改めて3Dプリンタ関連分野の成長期待が高まる状況とみられる。

サニックス<4651>:1115円(同+62円)
大幅続伸。前日に発表した10月の月次動向がプラス材料となっている。売上高は前年同月比で2.2倍、6ヶ月ぶりの倍増となり、業績成長の再度の加速化を期待する動きにも。なお、約1億円の売上架空計上など従業員による不正行為の事実を発表しているが、悪材料視する動きは限定的に。

板硝子<5202>:121円(同-3円)
さえない。前日に上半期の決算を発表、営業損益は11億円の赤字で前年同期比では100億円の収益改善、ほぼ従来計画線上での着地となっている。一方、通期は30億円の黒字から収支均衡水準に下方修正している。計画比上振れがコンセンサスであったため、ネガティブな反応が先行している。ただ、下方修正の主因は追加リストラの実施によるものであり、むしろ、来年度以降のコンセンサスは切り上がる状況とも指摘されている。

マクドナルド<2702>:2689円(同-32円)
反落。昨日発表した第3四半期(1-9月)決算では、売上高が対前年比10.6%減の1973.5億円、営業利益は同39.2%減の107.7億円での着地となった。コンビニなど他社との競争激化や急激な円安に伴う原材料費の高騰などが影響したもよう。また、10月の既存店売上高は対前年比で9.7%の減少と4ヶ月連続で前年割れとなるなど、さえない業績推移が嫌気された格好に。

USEN<4842>:307円(同+16円)
大幅続伸。「JPX日経400」に採用されたことで昨日は大幅高となった。本日は寄付き
後利益確定の売りに押され下落するも、売り一巡後は一気に切り返す強い動きが見ら
れる。値動きの軽さから個人投資家の関心が集まっているもよう。なお、「JPX日経
400」に採用された新興市場の13銘柄は昨日総じて上昇したが、ニューフレア<6256>
が反落となるなど本日は高安まちまちの展開に。

オルトプラス<3672>:5220円(同+705円)
ストップ高。昨日1:2の株式分割実施も発表したことで、最低投資金額の引き下げによる投資家層拡大への期待感が買い材料となっている。実質基準日は12月13日とのこと。なお、同時に発表した本決算では、前期売上高は対前年比183.7%増の25.9億円、営業利益は同比321.9%増の7.3億円での着地となったほか、今期業績見通しは2桁の増収増益に。引続き高い成長性が確認できたこともポジティブに捉えられている。

アドウェイズ<2489>:1775円(同-95円)
下げ幅拡大。寄付き後は上昇する場面も見られたが、買い一巡後は下への動きを強めている。米国市場で米ツイッターが上場し株価は急騰となったが、材料出尽くし感が先行した格好に。同社のほかDガレージ<4819>も下落するなどツイッター関連銘柄の一角はさえない株価推移となっている。

コロプラ<3668>:2797円(同-113円)
反落。決算を好感した買いが集まり昨日は全市場で売買代金トップとなったが、週末要因や外部環境の悪化などが影響して本日は利益確定売りに押される展開に。ただ、25日線割れで2800円レベルでの攻防を迎えているが、株価は戻りを試す途中との見方もあり押し目買いは活発となっている。《KO》

関連記事