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注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、DeNA、イビデン、コロプラなど
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、DeNA、イビデン、コロプラなど
トヨタ<7203>:6280円(前日比-70円)
軟調。同社は前日に上半期の決算を発表、営業利益は1兆2555億円で前年同期比81%増益となり、通期予想を1兆9400億円から2兆2000億円に上方修正している。上方修正値は前日の前引け後に報じられた観測報道通りの水準であり、本日は改めてインパクトが強まる状況にはなっていない。日産<7201>やホンダ<7267>との比較では安心感を高めさせるものではあるが、上半期実績、通期見通しともに市場コンセンサスをやや下回っており、更なる上値追い期待までは高めにくいようだ。
DeNA<2432>:2052円(同-143円)
下げが目立つ。本日の引け後に決算発表を予定、警戒感が先行する形となっているもよう。バンダイナムコHD<7832>が昨日好決算を発表しているが、モバゲーやグリー向けのソーシャルゲームは低迷しており、同社にとってはマイナスインパクトにつながっているもよう。なお、上半期実績に関しては、ほぼ会社計画が市場コンセンサスとなっているもよう。
イビデン<4062>:1614円(同-46円)
大幅続落。前日に開催された決算説明会を受けて、設備投資負担増などへの警戒感が強まる状況になっている。PCBの増産投資などを背景に、今期の設備投資額を360億円から460億円に増額、来期はDPFのメキシコ新工場とやPCBのマレーシア工場建設再開などを背景に、投資予定額を750億円としている。野村では、業績上方修正に伴う企業価値の増加が、設備投資増額に伴うキャッシュアウトで打ち消されるリスクを払拭できないと指摘。
カルソニックカンセイ<7248>:523円(同+50円)
急伸。前日に発表した上半期決算がポジティブなインパクトにつながっている。上半期営業利益は114億円で前年同期比2.2倍、通期予想は200億円から240億円に上方修正にしている。上半期実績は市場コンセンサスを上回る着地となったほか、通期の市場コンセンサスも220億円程度であったとみられ、想定以上の上方修正となる格好に。日産<7201>の想定外の下振れ決算で警戒感が強まっていたなか、想定以上の好決算にはサプライズも。
日産東HD<8291>:373円(同+74円)
急伸で上昇率トップ。前日に上半期決算を発表、実績営業利益は26億円で前年同期比67.5%増となり、通期予想は40億円から56億円にまで増額修正している。新車販売・中古車販売が好調に推移、販社3社ともに上半期では過去最高の営業利益を計上しているもよう。日産<7201>の業績が伸び悩む中、想定以上の好決算をストレートに評価へ。
ダイキン<6367>:5880円(同+90円)
買い先行。前日に発表の好決算を評価する動きに。上半期営業利益は907億円で前年同期比80%増益、通期予想は1250億円から1400億円に上方修正へ。上半期実績、通期予想ともに市場予想を上回る水準であり、ポジティブな反応が先行する展開へ。空調事業の収益性改善を評価して、メリルリンチ(ML)では5600円から6200円に、UBSでも6000円から7300円にまで目標株価を引き上げている。
アシックス商事<9814>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。アシックス<7936>がTOBを実施して完全子会社化を目指すと発表している、アシックスは現在約53%の株式を保有する筆頭株主だが、残りの株式を、本日から12月18日までの期間で取得する方針。同社では賛同の意を表明しており、TOB価格の2500円に完全さや寄せを目指す動きとなっている。
エムティーアイ<9438>:1622円(同+300円)
ストップ高。昨日発表した本決算では、前期売上高は対前年比2.7%増の301.6億円、営業利益は同32.6%減の11.4億円での着地となった。営業利益は減益となったが、会社計画5.0億円を大幅に上回る内容となったことが買い材料視されている。スマホ向けのプロモーション効率の改善が進み、広告宣伝費の投入も計画を下回ったことなどが要因とのこと。また、今期業績で各利益が対前年比50%前後の増益と好調な見通しを示していることもポジティブ視されている。
日本精密<7771>:128円(同+22円)
急伸、ジャスダック市場で出来高トップとなっている。特に材料は観測されていないが、株価の値頃感の強さを背景に、低位材料株循環物色の流れに乗っているものとみられる。ちなみに、時計バンドでは国内トップクラス、主要取引先であるカシオが昨日決算を発表して、時計事業の好調が確認できたことなどを材料視する向きも。
SEMITEC<6626>:1435円(同+300円)
ストップ高。昨日上期業績予想の上方修正を発表している。上期営業利益は0.4億円から1.6億円、最終損益は0.2億円の赤字から1.2億円の黒字と黒字化に成功。為替の円安効果に加え、OA機器関連の販売が好調に推移したことで売上が増加した一方、経費削減などが奏功したとのこと。通期営業利益予想は0.3億円、最終損益は1.2億円の赤字となっていることから、通期ベースでの大幅な上振れへの期待感が先行しているようだ。
EG<6050>:2020円(同-286円)
下げ目立つ。昨日発表した本決算では、前期売上高は対前年比11.4%増の24.8億円、同営業利益は同比126.0%増の1.8億円での着地。ただ、今期業績予想は、売上高が対前年比0.5%増、営業利益は同比3.7%増と小幅な増加に留まった。同社が手掛ける投稿監視などへのニーズは今後も増加するとの見方が強く今期業績への期待感が高かっただけに、成長鈍化が嫌気されたもよう。
フィールズ<2767>:1859円(同+52円)
3日続伸。6日に発表した第2四半期(4-9月)業績は、売上高が前期比25.0%増の363.85億円、営業損益は21.76億円の黒字(前年同期は18.59億円の営業損失)、四半期純損益は14.34億円の黒字(同9.80億円の純損失)に転じた。また、日経・日本取引所は新株価指数「JPX日経インデックス400」の詳細を発表しており、構成銘柄として関心が向かう格好にも。
サイバーエージェント<4751>:3360円(同+10円)
反発。同社のほか、楽天<4755>、マクドナルド<2702>、ニューフレア<6256>、セリア<2782>など新指数「JPX日経400」に採用された新興株13銘柄が総じて上昇している。年金積立金管理運用法人(GPIF)が同指数に連動させた運用を14年度にも開始すると報じられていることから需給面への期待感が買い要因に。とりわけ、USEN<4842>は一時10%超の上昇率と短期資金も巻き込み目立つ動きとなっている。
コロプラ<3668>:2942円(同+272円)
買い優勢の展開。昨日発表した決算では、前期売上高は対前年比230.6%増の167.6億円、営業利益は同比283.3%増の57.4億円での着地となった。「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」を筆頭にオンライン型ゲームアプリのダウンロード数が急増したことが要因とのこと。一方、今期売上高予想は対前年比100.4%増の336.0億円、営業利益は同比108.9%増の120.0億円と引続き高い成長性を維持。コンセンサスを上回る内容との観測から寄付きから強い動きとなっている。《KO》
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