【狙い場・買い場】天馬は1Q高利益進捗率業績をテコに2Q業績に期待を強め高値奪回は通過点

2013年11月5日 13:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  天馬 <7958> は、11月8日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しているが、今期第1四半期(1Q)業績の高利益進捗率から上ぶれ着地も期待され、割安修正に再発進する展開が見込めそうだ。前期も、期中に下方修正した前期業績を期末に一転して上方修正して年初来高値1379円まで5割高しており、再現思惑が高まろう。

  同社の今期1Q業績は、前年同期比8%増収、23%営業減益、20%経常増益、23%純益増益と増減マチマチで着地したが、期初予想の2Q累計業績対比の利益進捗率は、63~97%と目安の50%を大きく上回った。売り上げは、国内では大型収納ケースの新製品やカラー企画製品などが好調に推移し、自動車産業からの受注も増加、海外でも中国子会社の業績が続伸してインドネシア子会社の電機電子・家電関連向けの伸び悩みをカバーして続伸し、営業利益は、原材料価格の高騰や海外の人件費増などで減益転換したが、経常利益、純利益は、為替差益や有価証券売却益の増加で2ケタの連続増益となった。

  2Q累計・3月通期業績は、原材料価格の高騰、欧州景気の低迷長期化、新興国経済の減速など不透明感が強まっているとして期初予想を据え置き、通期経常利益は34億円(前期比10%減)、純利益は29億円(同50%増)と見込んでいる。ただ1Q業績は、期初予想を上回るペースで推移したことは認めており、これが業績上ぶれ期待につながっている。東洋経済会社四季報秋号では、通期経常利益を40億円、純利益を33億円と観測しており、11月8日発表予定の2Q累計決算動向が注目される。

  株価は、年初来高値から1063円まで調整、1Q好決算で年初来高値にあと1円と迫る1378円まで持ち直して1300円台を出没している。PER11倍台、PBR0.5倍の割安修正で高値奪回を通過点に、次の上値フシとして2008年12月高値1552円が意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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