サイバーA:13年9月期の営業利益は41%減、スマホ版「Ameba」のプロモーションなどで営業費用が増加

2013年10月31日 17:26

印刷

記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月31日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 サイバーエージェント(東マ:4751)が31日に発表した2013年9月期の連結決算は、営業利益が前年同期比41%減の103億円だった。スマートフォン向けコミュニティ&ゲーム「Ameba」の成功に向け、大規模なプロモーション展開や新規開発事業の統合などを行った結果、営業費用が大幅に増加した。

 経常利益は同38%減の105億円だった。インターネット広告事業やソーシャルゲーム事業の好調から売上高は同15%増の1624億円、FX事業の売却などで特別利益が増加したため、純利益は同23%増の105億円だった。

 なお、2014年9月期の連結業績予想を発表した。売上高は前期比11%増の1800億円、営業利益は同94%増の200億円、経常利益は同89%増の200億円、純利益は同5%減の100億円を見込んでいる。先行投資を行ってきたスマホ版「Ameba」が今期より本格的に利益に貢献すると見られており、市場関係者の間でも「営業利益、経常利益の大幅な増益予想は好感できる」とする声が聞かれた。【了】

■関連記事
サイバーA:笑える“悲報”掲示板「日刊HIHOH」をスマホ版「Ameba」で開始
サイバーA:「アメーバピグ」で成年と18歳未満の利用者の交流を分断、青少年ユーザーをトラブルから保護するため
サイバーA:現役女子高生がプロデュースしたアプリ「JKめざまし」を提供開始、“イケメンボイス”採用で起床を楽しく演出

※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。

関連記事