【編集長の視点】エニグモは純益が連続最高更新、類似企業のIPOが支援し高値を射程

2013年10月28日 09:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  エニグモ <3665> (東マ)は、7月31日を基準日とした株式分割(1対2)の権利を落とし、落ち後安値4350円からストップ高を交えて同高値8550円まで約倍化、8000円台を出没しているが、今1月期業績の連続最高純利益更新への見直し・上ぶれ期待や、11月9日に新規株式公開(IPO)される類似企業との比較感などから、高値奪回に再発進する展開が想定される。とくに類似企業IPOでは、エニグモのグローバルに展開する服飾中心のソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」の好調推移への再認識が高まろう。

  同社の今期業績は、売り上げ19億円(前期比32%増)、経常利益8億2700万円(同39%増)、純利益5億900万円(前期比34%増)と連続2ケタ増収増益が予想され、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。この好業績は、9月に開示された今期第2四半期(2Q)累計業績で確認済みである。同2Q累計業績は、前年同期比31%増収、67%経常増益、38%純益増益で着地しており、2Q累計の会員数が、新規獲得ペースがアップして2Q末で142万2183人と前年同期より45%増、前期末から19%増、うち同サイトで過去1年間に購入履歴のあるアクティブ会員数が、37万6811人と同じく67%増、23%増と大きく伸び、商品取扱高が、70億8800万円の前年同期比27%増と続伸したことなどが要因となった。

  第3四半期以降も、今年7月に英語版の「BUYMA」を開始し、年内には韓国版も開始するなどグローバル展開に拍車を掛けることから、1月期通期商品取扱高は、3Q以降に季節特性的にもさらに拡大し170億6300万円(前期比32%増)と計画、これが今期業績の上ぶれ期待を高めている。

  11月19日にIPOの類似企業は、ジャスダック市場(スタンダード)に上場するANAP <3189> で、カジュアル衣料の輸入、販売、卸売を行い、オンラインショッピングサイトも展開、会員数は約56万人となっており、このところのIPO市場での高人気からエニグモとの比較感が強まろう。

 株価は、2Q累計業績発表を受けストップ高、類似企業IPO承認でストップ高と騰勢を強めている。権利落ち後高値を奪回し、さらに株式分割権利付き最終値1万3490円を目指し5ケタ株価回復の展開も期待される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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