「東京モーターショー2013」開催中にクラシックカーのイベント

　「東京モーターショー2013」の開催期間中の11月30日(土)、東京・明治神宮外苑(東京都新宿区)で往年の自動車ファンや子供連れ、カップルでも愉しめそうなイベントが行なわれる。

　トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)が、自動車文化の継承・発展とクルマファンの交流を目的に、「トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」を開催するというもの。

　このフェスタは、明治神宮外苑「聖徳記念絵画館」前をメイン会場として開かれるクラシックカーのイベントだ。個人が動体保存・所有する日米欧のクラシックカー約100台による銀座中央通りを通過するパレードを行ない、その後に絵画館前の広場でそれらを展示、人気投票なども実施する予定だ。また、トヨタ博物館が所蔵のクラシックカーも展示され、それらも走行披露するなど多彩なイベントが予定されている。

　今回のテーマは「50年前のモーターショーとその頃のクルマたち」で、50年前のモーターショーを振り返る。50年前、1960年代初頭当時、出展された車両をはじめ9台の企画展示と走行披露を行ない、時代とともに自動車産業が国際化していった模様を紹介する。

　また、今回初めての試みで、他国産車メーカー(日産自動車、日野自動車)の協力を得てスカイライン・スポーツ、日野コンテッサ900スプリント、パブリカ・スポーツを展示する特別出展を行なう。加えて、それぞれのクルマに係わった3氏によるトークショーも開催する。

　毎回人気の記念乗車撮影では、親子やカップルなどで「BMWイセッタ」「フォードサンダーバード」のキャビンに座って撮影することもできる。

　一般参加車両を含めたクラシックカーパレードは、都内約11キロのコースで、10時20分に絵画館をスタート～外苑・いちょう並木～銀座中央通りをパレードして外苑に戻る。その後、11時頃から15時30分まで、パレードから戻った一般参加車両のクラシックカーを展示する。　

　企画展示「50年前のモーターショーとその頃のクルマたち」では、ロータス・エリート(1961/英)、ホンダS500(1964/日)、スチュードベイカー・アバンティ(1963米)など9台が展示、会場内で実走行を行なうモデルもあるようだ。

　同時に、四谷警察署などの協力を得て、交通安全体験コーナー(反射材やシートベルト効果体験などが体験できるブースや東日本大震災被災地支援募金、トヨタ博物館ミュージアムショップなども出展予定。(編集担当:吉田恒)

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