【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは分割後の新高値に躍進、権利修正でも5月高値抜け近い

2013年10月27日 13:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  社会インフラ関連やメガソーラー関連の日本アジアグループ <3751> (東マ)の株価は、7月の戻り高値を突破して上昇に弾みがついた。建設ビッグプロジェクト関連などテーマ性は多彩であり、一気に5月高値を目指す可能性があるだろう。

  インフラ・環境・エネルギーの3つのテーマに経営資源を集中し、空間情報コンサルティング事業(国際航業ホールディングスの防災・減災・社会インフラ関連)、グリーンプロパティ事業(土壌・地下水汚染関連、戸建住宅関連)、グリーンエネルギー事業(欧州と国内での太陽光発電所開発・売電関連)、ファイナンシャルサービス事業(証券業)を展開している。防災・減災・老朽化インフラ関連、公共投資関連、メガソーラー関連、環境関連、金融緩和メリット関連などテーマ性は多彩である。

  9月26日には、傘下のJAG国際エナジーが福岡県北九州市において太陽光発電所「響灘ソーラー」を完成させたと発表している。発電した電力はすべて九州電力に売電する。また10月15日には、経済産業省が推進する「次世代エネルギーパーク」に「宮崎県次世代エネルギーパーク計画」が認定され、グループの「宮崎ソーラーウェイ」が認定施設に含まれたと発表している。

  今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比7.2%増の690億円、営業利益が同67.0%増の25億円の増収営業増益としている。空間情報コンサルティング事業は防災・減災関連などの公共投資増加、グリーンプロパティ事業は戸建て住宅の受注増加、ファイナンシャルサービス事業は株式市場の活況が追い風となる。グリーンエネルギー事業は売電収入増加などで収益が改善する。経常利益と純利益は営業外損益変動の影響を受けるが、営業利益段階では好業績が期待される。なお11月12日に第2四半期累計(4月~9月)の業績発表を予定している。

  株価の動き(10月1日付で株式10分割)を見ると、8月23日の401円をボトムとして急反発し、水準切り上げの動きが続いている。さらに10月15日に700円台を回復し、10月24日にはストップ高水準となる852円まで急伸した。7月の戻り高値687円を突破したことで上昇に弾みがついたようだ。

  10月25日の終値824円を指標面で見ると、実績PBR(前期実績に株式10分割を考慮した連結BPS744円59銭で算出)は1.1倍近辺である。週足チャートで見るとダブルボトムのネックラインを突破した形だ。急騰したことで過熱感を強めているが、多彩なテーマ性も材料視して動き出せば止まらない傾向もある銘柄だけに、一気に5月高値1019円を目指す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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