【相場熟者が答える投資相談】信越化学工業の見通しと処置

2013年10月27日 12:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■信越化学を6500円(10月25日は5480円)で200株持っています。見通しと処置をお願いします(広島県・K)

  【問い】 信越化学工業 <4063> を6500円で200株持っています。あまり動きが良くないようですが、今後の見通しと対処方法について、よろしくお願いします。

■10月の月足チャートは下げ基調に転換の可能性、売却を

  【答え】 10月25日(金)は、260円安の5480円と3営業日続落で、年初来高値7310円から25.0%下げています。 今3月期第2四半期決算の内容に対する失望感から売り優勢の展開となっています。

  24日後場立会い中に今3月期第2四半期決算を発表しました。中南米など新興国を中心とした塩化ビニール樹脂の需要が旺盛で、米国子会社の業績が寄与し、営業利益は922億2400万円円(前年同期比10.3%増)と会社計画を42億2400万円上回ったものの、下期は半導体シリコンの需要を含めて不透明な部分があるから、通期営業利益1700億円(前期比8.3%増)を据え置きました。

  直近10月8日安値5500円から同18日高値5980円と買われ上げ一服で、13週移動平均線が上値抵抗線として強く意識されたほか、野村證券による投資判断の「Buy」(買い)継続で、目標株価を7300円から6800円と引き下げたことから、心理的にも弱気に働き、需給面から上値の重たさを嫌気され手仕舞いの売りが膨らんだようです。

  株価は、月足では9カ月移動平均線を下回り10月は陰線となる可能性が高く、基本的には調整局面に入った感があります。ただ、目先5500円割れの下値水準に届いているほか、米国株堅調で突っ込み警戒感が出始めることから、値ごろ妙味が膨らむと見ています。足元の業績好調には変わりありませんので、6000円前後までの戻りを待っていったんは売却を考えるところでしょう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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