【株式評論家の視点】日本農薬はさらなる増額受け、好業績買いが再燃も

2013年10月25日 10:59

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  日本農薬 <4997> の出直りが力強さを増してきた。9月18日に前2013年9月期の業績について、売上げを450億円から475億円(前々期422億4500万円)に、営業利益を56億円から74億円(同41億1000万円)にそれぞれ引き上げた。2期連続の最高益となる。

  ただ、好業績発表が利益確定の売りを誘発する結果となり、株価は9月9日の高値1259円から、10月8日には975円まで値を下げる展開となった。しかし、そこで目先筋の利食い一巡感が台頭し、以後出直り足を鮮明にしてきている。

  そして、1株当たりの年間配当計画も、従来の9円(前期実績も同額)から13円に4円増額した。上期末配当は前期と同額の4円50銭だったが、期末配当を4円増額し8円50銭とする。大幅増配には今の会社の勢いが顕著に現れていると言えそう。

  前9月期の決算は増額修正されたものの、第4四半期決算における営業利益は8900万円の損失見込みだ。季節的に営業損失になるが、それでも前年同期の5400万円の損失からみると、損失をやや過大にみていることもうかがえる。従って、アナリスト筋には前期の再増額、来期のさらなる躍進を想定する向きが多い。

  同社は農薬大手。殺虫剤や殺菌剤、除草剤、農薬原体などの製造販売が主力で、製品は全国の特約店網やJA、全農、農薬製剤メーカーなどを通じて販売している。自社品比率(自社で開発した製品の比率)が約6割と高く、収益率が高いのが特徴。海外での製造販売にも注力している。開発、生産、販売拠点を世界主要市場に展開し、海外で存在感ある企業に成長することが目標。2018年12月期には、売上げ1000億円(前々9月期422億4500万円)を目指す中期経営計画を推進している。11月13日の決算発表を受け、好業績買いが再燃の可能性が強そう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】先高期待を抱えながら中間決算の発表を待つ展開に(2013/10/19)
【週足チャート診断】双信電機は26週線挟んだモミ合いが4ヶ月経過、増額で上放れも(2013/10/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事