【株式評論家の視点】セブン&アイ・ホールディングスはコンビニの成長を見直す

2013年10月18日 09:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  セブン&アイ・ホールディングス <3382> は、その成長性が改めて評価の対象になりそう。コンビニ業界で、セブンイレブンジャパンの第2四半期の売上げシェアは39.8%に達し、2位以下を圧倒的に引き離すダントツの存在となってきた。大量出店に加え、商品開発、店舗什器、宣伝、販促、人材などへの積極的な投資により競争力が強まっていることが背景。

  特に、今春発売の「金の食パン」がヒットしたように、PB「セブンゴールド」の開発強化が収益を押し上げている。また、淹れたてコーヒー「セブンカフェ」の導入を9月までに終えたが、女性を中心とした新規顧客の開拓が進み、サンドイッチ、デザートなどのついで買いを誘い、タバコに代わる新たな集客の目玉になりつつある模様だ。来年4月からの消費税導入も、PBブランドの拡大などで、十分に吸収できる模様だ。

  また、高齢化を背景にお届けサービスの潜在市場にも焦点を当てている。日替わり弁当などを「セブンミール」を展開してきたが、昨年仕組みを一新、在来の宅配業者を介した配送を止め、配送料も引き下げた。実施店では既に顕著な結果を挙げており、御用聞きも兼ねることなどで商機の拡大につながっているという。

  セブンイレブンジャパンの拡大を背景に、今2014年2月期の増益に続き、消費税導入後の2015年2月期も増益確保との見方が強くなってきている。戻り一服から値固め場面に入っているが、新展開挑戦へスイッチが切り替わるのは時間の問題と思われる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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