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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】毎日コムネットは下値固めてモミ合い上放れ、中期成長力に評価余地
学生専用マンション向け土地・建物サブリース事業の毎日コムネット <8908> (JQS)の株価は、下値固めが完了してモミ合いから上放れの動きを強めている。中期成長力に評価余地があり、出直りの動きが本格化しそうだ。
首都圏での不動産ソリューション事業(不動産開発部門と賃貸・管理業務の学生マンション部門)を主力として、学生生活支援事業(課外活動支援部門と人材ソリューション部門)も展開している。安定的な入居者が見込まれるエリアに開発を集中するとともに、大学との連携による学生寮の開発や、学生マンションを建設して投資家へ販売した後にサブリースで運営を受託する開発も強化している。
管理受託を含めた前期(13年5月期)末の総管理戸数は前々期比1.9%増加の180棟7463戸である。大学生の首都圏進学志向や女子大生比率の上昇などを背景として、居住場所に安全性・快適性・利便性を求めるニーズは一段と高まっている。このため中期的に収益拡大が期待される。
10月10日に発表した今期(14年5月期)第1四半期(6月~8月)の連結業績は、前年同期比11.6%増収、同32.4%営業増益、同44.1%経常増益、同53.1%最終増益と好調だった。主力の不動産ソリューション事業が同14.2%増収(開発部門が同48.9%増収、学生マンション部門が同5.8%増収)となり、全体を牽引した。
通期の見通しは前回予想を据え置いて、売上高が前期比5.5%増の99億円、営業利益が同2.6%増の8億58百万円、経常利益が同7.1%増の8億20百万円、純利益が同10.1%増の4億80百万円としている。人材ソリューション部門で営業機能を持分法適用関連会社ワークス・ジャパンへ全面移管したことが減収要因となるが、学生マンション部門の自社保有物件およびサブリース物件ともに開発が順調に進んでいる。通期上振れの可能性もありそうだ。
株価の動きを見ると、8月中旬以降は概ね550円~600円近辺のレンジでモミ合う展開だったが、第1四半期の大幅増収増益を好感して水準を切り上げている。10月11日には621円、10月15日には623円まで上伸する場面があった。下値固めが完了してモミ合いから上放れる動きだろう
10月15日の終値608円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS53円33銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS528円70銭で算出)は1.1倍近辺である。
日足チャートで見ると、戻りを押さえていた75日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると、52週移動平均線がサポートラインとなり、さらに26週移動平均線突破の動きを強めている。指標面に割高感はなく、出直りの動きが本格化しそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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