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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは「陽性型調整」で底打ち、反発へ
ソフトウェア開発やシステム運用のインフォメーションクリエーティブ <4769> (JQS)の株価は、9月期末一括配当の権利を巡る急騰と急落で反動調整局面だが、足元では売り一巡感を強めている。反発のタイミングが接近しているようだ。
ソフトウェア・ソリューション、ネットワーク・ソリューション、運用サービス・ソリューション、クラウド・ソリューション、システム・インテグレーション、プロダクト・ソリューションなど、情報サービス分野におけるトータル・ソリューション事業を展開している。顧客別には、日立システムズや日立ソリューションズなど日立製作所 <6501> グループ向けが全体の約6割を占めている。
前期(13年9月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前々期比6.2%増の62億56百万円、営業利益が同8.7%増の3億52百万円、経常利益が同4.9%増の3億71百万円、純利益が同18.2%増の1億96百万円としている。クラウドサービス関連や車載用組込ソフトウェア関連を中心に受注が好調であり、増収増益の見込みだ。純利益については投資有価証券評価損一巡も寄与する。
企業がIT投資を活発化させる動きを強めており、今期(14年9月期)についても、高水準の受注や稼働率上昇の効果などで好業績が期待される。アベノミクス成長戦略の投資減税なども追い風だろう。
株価の動きを見ると、7月以降は概ね720円~760円近辺の小幅レンジでモミ合う展開だったが、9月中旬に動意付いて9月24日には年初来高値となる870円まで急伸した。その後は一転して売りが優勢となり、10月7日の686円まで急落した。9月期末一括配当の権利落ちに加えて全般地合い悪化も影響したようだ。ただし、短期急落の「陽性型の調整」で底打ちを確認した。足元では700円台を回復して売り一巡感を強めている。
10月15日の終値705円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS51円41銭で算出)は13~14倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS759円54銭で算出)は0.9倍近辺である。
週足チャートで見ると9月の高値で長い上ヒゲを付けて反落した。急騰後の反動調整局面だが、52週移動平均線近辺では下げ渋り感を強めている。配当権利落ちに伴う売りが一巡して反発のタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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