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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トレジャー・ファクトリーは5月高値抜けが目前、新規出店好調
リサイクルショップのトレジャー・ファクトリー <3093> (東マ)の株価は、短期モミ合いから上放れて戻り高値圏で推移している。強基調に変化はなく、5月の高値を試す展開だろう。
関東圏を中心に総合リユースショップと服飾専門リユースショップを直営とFCで展開している。13年9月末時点の店舗数は直営の総合47店舗、直営の服飾20店舗、FCの総合4店舗の合計71店舗である。関西への出店も開始して、13年5月には総合の関西1号店の神戸新長田店がオープンし、10月25日には服飾の関西1号店の尼崎店がオープン予定だ。また新規業態として、古着アウトレットのユーズレット久喜店を11月にオープン予定としている。
リユース市場の拡大が追い風であり、出店エリアの拡大、新規出店の加速、家具・家電などの出張買い取り強化、Web経由の販売・買い取り強化などに加えて、多店舗展開に向けて13年6月に物流センターを拡張移転した効果も寄与して、中期的に収益拡大が期待される。
10月10日に発表した今期(14年2月期)の第2四半期累計(3月~8月)業績(非連結)は、前年同期比12.5%増収、同1.7%営業増益、同4.0%経常増益、同3.1%最終増益だった。物流センター拡張移転なども影響して売上総利益率が一時的に低下したため営業利益の伸びは小幅だが、既存店売上高が同2.1%増収と堅調に推移し、さらに新規出店費用が計画を下回ったことを主因として7月10日に利益見通しを増額修正した。
通期の見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比15.7%増の92億40百万円、営業利益が同8.2%増の6億80百万円、経常利益が同8.2%増の6億92百万円、純利益が同1.2%増の3億76百万円としている。通期の新規出店は10店舗の計画である。
通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が45.8%、営業利益が40.6%、経常利益が41.5%、純利益が42.3%である。やや低水準だが、期中の新規出店や買い取り強化の効果などを考慮すれば、通期見通し達成の可能性は高いだろう。
なお10月9日に発表した月次売上(前年比速報値、FC除く)を見ると、13年9月は全店が113.3%、既存店が103.2%だった。衣料・服飾雑貨、生活家電などが寄与して既存店の好調が続いている。9月の新規出店は1店舗で、9月末時点の店舗数は合計71店舗となった。
株価の動きを見ると、9月27日に1629円まで上伸する場面があり、7月10日の1570円を突破した。1400円近辺での短期モミ合いから上放れた形だ。その後は全般地合い悪化も影響して上げ一服となり、10月10日には業績発表直後に、第2四半期累計の進捗率の低さが嫌気されて急落する場面があった。しかし10月11日には反発に転じている。目先的な売りが一巡して強基調の形だろう。
10月11日の終値1500円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS135円85銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績BPS745円53銭で算出)は2.0倍近辺である。
週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げた。また日足チャートで見ると、25日移動平均線近辺で下げ渋る形である。第2四半期累計業績を嫌気した売りは一時的で、強基調に変化はないだろう。5月の高値1650円を試す動きとなりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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