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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は13週線と26週線でのモミ合い煮詰まる、設備投資回復が材料
化学機械メーカーの巴工業 <6309> の株価は、急反発して水準を切り上げている。底打ちを確認して出直り本格化の動きだ。低PBRに見直し余地があり、設備投資需要回復が刺激材料だろう。
遠心分離機械を中心とする機械製造販売事業、合成樹脂や化学工業薬品などの販売を中心とする化学工業製品販売事業を2本柱としている。さらに中国ではコンパウンド加工事業なども展開している。
今期(13年10月期)連結業績見通し(5月29日に2回目の減額修正)は売上高が前期比6.7%減の388億円、営業利益が同32.6%減の16億50百万円、経常利益が同34.8%減の17億円、純利益が同37.5%減の10億10百万円としている。
機械製造販売事業は北米の遠心分離機械や中国の砥粒回収装置の受注が低調で、化学工業製品販売事業も汎用樹脂などの需要が低調だったため、今期は減益が避けられないようだ。しかし来期(14年10月期)は設備投資需要の回復で収益改善が期待される。
株価の動きを見ると、8月30日と9月6日の1405円をボトムとして急反発し、9月27日には1737円まで戻す場面があった。その後は全般地合い悪化の影響も受けて戻り一服の形となったが、1600円台を割り込むことなく、足元では短期調整一巡の動きを強めている。今期の減益見通しを織り込み、来期の収益改善を期待する動きだろう。
10月11日の終値1672円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS101円22銭で算出)は16~17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2235円59銭で算出)は0.7倍近辺である。
日足チャートで見ると、8月30日と9月6日の1405円でダブルボトムを形成して底打ちを確認し、さらに戻りを押さえていた25日移動平均線を突破して強基調に転換した形だ。また週足チャートで見ると26週移動平均線を突破する動きを強めている。低PBRに見直し余地があり、設備投資需要回復も刺激材料として出直り展開が本格化しそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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