【株式評論家の視点】シグマ光機は、『ヒッグス粒子』関連の人気、浜松ホトニクスが1位株主

2013年10月11日 09:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  レーザー関連部品やユニット・システムの総合力に強みを持つ、シグマ光機 <7713> (JQS)は、10月10日(木)15円高(+1.90%)の804円と続伸。ノーベル物理学賞関連として、同社株を100万株(12.8%)保有する筆頭株主で資本業務提携の関係にある浜松ホトニクスが、ヒッグス粒子の検出に用いられるセンサー開発を見直され物色されたことから、シグマ光機に対する見直し機運も高まる方向で、短期的に水準訂正高が進む公算が大きい。

  足元の業績、今月7日に発表された今5月期第1四半期決算は、大学・独立行政法人向け研究開発分野は前年度補正予算の成立が遅れたことに起因して年度初頭の予算執行も緩慢な動きとなり、光学要素部品や光学ユニット製品の需要は横ばいで推移。民間企業向け研究開発分野及び産業分野においては、携帯端末市場に関連する半導体・電子部品業界やモバイル用FPD業界における需要は低調な動きとなったが、バイオ業界や医療業界向けの光学要素部品や防衛産業分野向けの光学システム製品の需要は堅調に推移し、売上高は15億6200万円(前期比10.4%増)、営業利益は2500万円(同600万円)、経常利益は5800万円(同1900万円)、純利益は2100万円(同2200万円)に着地。通期営業利益3億8000万円(前期比2.1倍)を予想。年間配当は30円を予定している。

  株価は、5月23日につけた年初来の高値928円から6月21日安値733円まで調整。7月9日安値736円と売り直されてからは750円を下値としたもみ合いから9月30日高値817円と上昇。10月8日安値777円と下げて切り返す動きで、日足では25日移動平均線、週足でも13週移動平均線がサポートしている。主力のレンズ用ユニット製品は、スマートフォン向けが期待されるほか、PBR0.58倍と割り負け、配当利回り3.7%と利回り妙味も増し、見直し余地が広がる。高値奪回も視野に入れよう。(信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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