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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パシフィックネットは25日線下値に急反発、第1四半期発表接近
中古パソコンなどのリユース事業を展開するパシフィックネット <3021> (東マ)の株価は、9月の年初来高値から急反落したが、足元では短期調整が一巡して再動意の構えを見せている。第1四半期(6月~8月)業績発表が接近していることも思惑に?がるだろう。
パソコンやタブレット端末などの中古品引取回収・販売(リユース)事業を主力として、レンタル事業も展開している。10月3日には、新たな旗艦店となる「PC-NETアキバ本店」を10月12日にオープンすると発表した。パソコン需要低迷に伴って中古パソコン価格が下落するなど全体として事業環境が厳しいため、新規事業も模索している。
今期(14年5月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比12.4%増の38億87百万円、営業利益が同48.1%増の2億13百万円、経常利益が同39.3%増の2億30百万円、純利益が同59.5%増の1億13百万円としている。事業環境は厳しいが、仕入強化と商品ラインアップ充実などの効果で増収増益見込みだ。米マイクロソフトのOS「ウインドウズXP」のサポート終了に伴う代替需要も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、過熱感を強めた9月24日の年初来高値658円から急反落し、10月9日には516円まで調整する場面があった。ただし10月9日は終値で前日比10円高の534円と4営業日ぶりに反発し、10月10日には前日比36円(6.74%)高の570円まで急伸した。過熱感が解消されて再動意の構えだ。
10月10日の終値570円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円79銭で算出)は13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS646円66銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線をすぐに回復した。また週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で反発し、サポートラインを確認する形となった。月足チャートで見ても底練り展開から上放れの動きを強めている。短期調整が一巡して上値を試す動きだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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